OYO LIFEは、やはり割高感を感じずにはいられませんでした
2019年12月にヤフーとの提携解消から すっかり名前を聞かなくなったOYO(オヨ)ですが、2021年3月16日に残念なお知らせが舞い込みました。
ヤフー、「OYO LIFE」運営会社との提携解消により、今後「OYO Hotels」はどうなる?
https://kawashimablog.com/?p=33176
鳴り物入りで日本に入って来た インドの格安ホテル大手OYOホテルズアンドホームズですが、日本国内の不動産賃貸事業から撤退すると発表がありました。
ココで言うトコロの不動産賃貸事業とは、敷金・礼金・仲介手数料0円のアパートメントサービス「OYO LIFE(https://www.oyolife.co.jp/)」を指しております。
【OYO LIFEとは?】
インドの大手ホテル会社OYO(オヨ)とヤフー株式会社によって設立された、「OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN 株式会社」が2019年3月から開始した賃貸サービスです。 コンセプトは「旅するように暮らす」で、ホテルを借りる感覚でマンションなどを借りられるサービスです。
今更ながら OYO LIFEのコンセプト。
「スマホひとつで、30分で入居できる賃貸住宅」
「創りたいのは”旅するように暮らす”という未来」
「ホテル事業を展開するわけではなく、ホテルに泊まるような簡単な手続きで、住居を選べるような新しい世界を創る」…etc
こう言う新しいライフスタイルの提案だったり、賃貸契約と入退去の仕組みを軽くしたいと言うトコロは共感していたんですけどね。
言葉ではどうあれ、結構クレームも多かったと聞いておりました。
例えば入居者の不満(家賃と共益費が高い、鍵の受け渡しに失敗、コールセンターにつながらない等)や不動産オーナーや業者サイドの不満です。
※コチラに関しては「OYO LIFE」でググったりYouTubeで検索すると出てきます。
では日本で約2年、事業開始から撤退までの歩みを見てみましょう。
OYO LIFE撤退の理由とは?
OYOは日本の不動産賃貸事業とホテルチェーン事業を、2019年にソフトバンクグループ(SBG)の傘下企業とそれぞれ合弁会社を立ち上げサービス展開を始めました。
当初は若者向け賃貸物件などを中心に、一時期は約8,000室の物件を扱っておりました。
しかし両事業とも収益化が遅れ、不動産賃貸事業は人員削減を実施。
2020年7月には効率化のため、2つの合弁会社が合併されました。
なおも稼働率が高まらず事業が振るわないなか、物件数を絞り 既に500室以下に縮小。
不採算が続いており、今回事業継続に見切りをつけたと言う事です。
さいごに
しかしこの2年間で「OYO LIFE」にしてしまった不動産オーナーや、現在借りられている入居者は…今後どうなるのでしょうかね?考えただけでも恐ろしいかな。。
なお日本には「立つ鳥跡を濁さず」と言うことわざがあります。
かき回すだけかき回して来た感じがしますので、終わりぐらいはしっかりと対応して頂きたいと願います。
なお主力のホテル事業「OYO Hotels」は当面、継続されるとの事ですね。
では「OYO LIFE」の最後を見届けたいと思います。
【OYO関連の記事一覧はコチラ】
https://kawashimablog.com/?cat=2706
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