アパよりも多い客室数のOYO丨テクノロジー活用の変動価格などを武器に、日本でも広がりをみせるか?
賃貸住宅事業の開始から間を開けずに発表でしたね。
ホテルや住宅などの事業を展開するインドの「OYO Hotels & Homes」は、先ごろソフトバンク傘下のヤフージャパンと合弁で「OYO LIFE(オヨライフ)」を発表し 日本での事業を開始しておりましたが…
今度はOYO Hotels & Homesとソフトバンク・ビジョン・ファンドは、合弁会社である「OYO Hotels Japan 合同会社」を設立し、日本でホテル事業を展開すると発表がありました!
【OYOとは?】
インド国内350都市で10万以上の客室を展開。中国でも171都市、8.7万以上の客室を展開するなど急成長しているホテルベンチャーです。
いやー、勢い止まらずですね〜。
OYOは世界の旅行者がサービス品質を保ち OYOのアプリを利用して、OYOと提携したホテルを手頃な価格でカンタンに利用できるようにする「フランチャイズ方式」の展開で客室数を拡大!
そして2023年までには世界最大のホテル会社になると掲げています。
今回OYOは「グローバル市場で、中価格帯のサービスとして最も好まれている」とし、日本においてもソフトバンクのサポートを得て参入。
今後日本では、国内外からの旅行者に独自のおもてなしと新しい宿泊体験を提供するとしております。
さぁ「OYO Hotels Japan」が遂に解禁ですね。一体どんな宿泊ビジネスなのでしょうか?
ではOYOの詳細をチェックしてみましょう!
OYO Hotels Japanのサービス概要
OYO Hotels Japanは、OYOが持つ先進的なテクノロジーとビジネスモデルを提携ホテルに提供。
今後国内では ソフトバンクの日本市場での知見を融合させていき、テクノロジー活用を全面に活かした経営やホスピタリティにも注目を集めております。
日本の小規模・独立系ホテル経営者向けには…
・AI(人工知能)の機械学習を活用したホテルマネジメントシステム
・予測分析に基づくダイナミックプライシング(需要と供給に応じた変動価格)
・収益管理システムなどなど
OYOはさまざまなテクノロジーを駆使する事によって「適正な価格設定」「人手不足の解消」「収益性の改善」などをホテル経営者に提供する事ができれば、ホテル側は顧客対応に集中できます。
経営の効率化や収益性が向上されれば 国内外からの宿泊客もサービス・クオリティーが統一され、信頼できるホテルを OYOによって手頃な価格で利用できるようになっていく事でしょうね。
さいごに
おさらいですが、「OYO Hotels Japan」はアジアを中心に展開し欧米にも進出しており、いまでは世界6位に急成長しているインド発のホテルチェーンになります。
アパホテルでさえ全世界で502ホテル・83,742室(建設・設計中、海外、FC、パートナーホテルを含む)ですからね…(2019年3月22日時点)
その数字からもOYOの凄さが分かるかと思います。
OYOは日本のホテル経営者に参画を求めており、今後OYOクオリティーのホテルが全国とは言わず 全世界的に広がる事は間違いないでしょう。
コレを黒船と捉えるか?
チャンスと取るか?
ではもしも国内にOYOのホテルが出来たなら、一度宿泊して体験してみたいと思います!
最新記事 by 川嶋 雄司 (全て見る)
- 自社予約フォーム「予約番」丨「コンテンツアシスタント機能」が無償提供期間を延長し、当面の間無償へ - 2024年11月21日
- ANA丨Ctripに旗艦店(きかんてん)を正式に開設! - 2024年11月20日
- 過去に撮影&登録した画像サイズが小さくてサイト登録にお困りの方へ - 2024年11月19日