今後も買収劇が続く場合、どこを狙うのかを予想してみた
前回の続きです。
ヤフー(Zホールディングス)とLINE丨経営統合によって起こるだろう、宿泊予約の世界を紐解く Part.2
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=32614
今回でこの話題は一旦終わりにしますね。
しかし ZOZOと言いLINE(多分)と言い、ココ最近のヤフーの買収スピードは想像以上です。
なお、前回仮にLINEを買収しても宿泊周りは特に変化や影響は無いだろうと予想しましたが、もしもこの動きがまだ続くとすれば…。
ヤフーが今後 宿泊周りで買収したい会社は何処だと思いますか?
ではそれを考える前に、現在のヤフーが持っている会社とツールを一度リサーチしてみましょう。
ヤフー(Zホールディングス)とLINE経営統合した場合のラインナップを要チェック!
まず ヤフー(Zホールディングス)には、一休.comと言うOTA(宿泊予約サイト)を保有しております。
あと一休には ちょっと高級ですが、一休レストランと民泊(バケーションレンタル)の世界も持っておりますね。
そして、ダイナミックパッケージ(航空券+宿)のYahoo!パック。
OTAとメタサーチの中間的存在のYahoo!トラベル。
LINEと経営統合した場合、メタサーチのLINEトラベル.jpがココに加わります。
次に決済周りですが、ソフトバンク・ペイメント・サービスとオンラインPayPayがありますが…
LINEと経営統合した場合、LINE PayがPayPayに統合されるかはまだ不明と言ったトコロです。
最後に。
自社のブッキングエンジンは、ダイレクトイン。
Google Hotel Adsなどのメタサーチに露出出来る、D-RISE。
PMS(プロパティ・マネジメント・システム)には、Dynalution(ダイナリューション)。
ホームページ作成にはHomePage Makerがあります。
こうやってラインナップを見ると、なんやかんやでヤフーにはスゴイ会社が一通り揃っている感じですね。
国内にはこんな会社は他にありません。
ヤフー(Zホールディングス)に足りないモノはずばりコレ
こうなると今後、宿泊周りの会社を買収するかも知れないと予想すると…
ボクは真っ先に、サイトコントローラー(チャネルマネージャー)の会社を買収するのでは無いかと見ております。
次に、インバウンド向けのOTA。
AIを使ったレベニューマネジメント・ツールの会社。
リモートロックなどのIotの会社。
割と安価な民泊(バケーションレンタル)の会社…etc
なお 安価な民泊はOYOと絡ませるかも知れませんので、予想するとこんなトコロでしょうか?
当たるも八卦当たらぬも八卦。予想するだけはタダですからね。
ではまた新しい動きがありましたら、Blogに書き綴りたいと思います!
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