5年でホテルチェーン世界第6位のOYO丨今年末には100万室を突破する勢い
最新ITテクノロジーを駆使し、現在 運営客室数を51万5000室にまで成長させた世界的ホテルチェーン・インドのOYO(オヨ)ですが、今回の提携によりさらに成長を加速させそうです。
「OYO Hotels & Homes(オヨ ホテルズ&ホームズ)」が、世界の旅行会社6万社への販売ルートを確保している 世界大手ホテルセラー「Hotelbeds(ホテルベッズ)」(https://www.hotelbeds.com/home)と、流通における戦略的パートナーシップ締結を締結した事を発表しました!
【OYO Hotels & Homesとは?】
2013年に設立された、南アジア最大かつ世界第6位のホテルチェーンで、日本を含む 10 カ国、500 以上の都市で18,000以上のホテル、10,000以上の住宅やヴィラを提供している。
【Hotelbedsとは?】
スペインに本社を置く世界大手のホテルセラーで、全世界6万社を超える旅行会社が利用する旅行会社専用のブッキングエンジン「bedsonline」などを展開している。
OYOがホテル客室のB2B事業大手との提携は今回が初めてになります。
でも今後は提携以外にも買収も増えそうな予感がするのはボクだけかな?
だってOYOには技術力だけでなく大手投資家から資金調達しており、資金力もしっかりありますからね。
「Hotelbeds」との提携概要
今回の流通提携により 「OYO Hotels&Homes」は、旅行ホールセールチャンネルの「Hotelbeds」と、旅行会社専用のブッキングエンジンの「Bedsonline」の両方を経由して、ホテル客室の販売を行うことができるようになりました。
これによりOYOは、Hotelbedsのプラットフォームを利用している世界140カ国以上・約6万社の旅行会社や会員制ポイント運営事業、航空会社ウェブサイトなどへの客室販売ルートを獲得した事となります。
一方 Hotelbeds側も、B2Bクライアント企業向けに、OYOが運営する世界10カ国のホテル1万8000軒および住宅・別荘など1万軒の取扱いを開始します。
今回の提携、お互いに新しい顧客や地域へのアプローチが可能になり、双方にとって送客を一層強化する事によって 良い結果を生みそうな戦略的パートナーシップになりそうですね。
さいごに
前回、JTBとagodaの提携記事を書きましたが…いやはやなんともOYOとHotelbedsの提携のニュースはそれ以上にアツい感じがしました。
それに今後、日本ではホテル事業も開始しますからね。
世界6位のホテルチェーン「OYO(オヨ)」が、遂に日本でもホテル事業を開始!
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=29309
でも…OYOは問題が全く無い訳ではありません。
OYOは日本で今まで仕事して来た実績がないので、逆に悪いイメージが浸透していないのです。
クオリティーにかなり差があるのか…インドのOYOではそれ程良くないホテルを片っ端から加盟させてネットで売りさばくようなことをやっており、「OYOはヤバイから泊まるな」的な話も現地では出ております。
OYO 10809 Hotel Tushar Inn (インド・ゴア ・バガビーチ)
https://www.yataimeshi.info/2019/04/temporary-backup-oyo-10809-hotel-tushar.html
OYO 5622 Hotel India Benaresのクチコミ
https://4travel.jp/os_hotel_tips_each-11130027.html
※検索するとアレコレ出てきますよ(苦笑)
コレはあくまでインドの話ですので、ここ日本での展開は品質維持が一つの鍵になるでしょう。
でも国内であれば、そこそこ良いクオリティーを担保したホテル展開をするのではないかとみています。
それでもOYOの勢いは驚異を感じますし、今後日本でどのように成長・展開するのかを見てみたいトコロですね。
「OYO記事一覧」
https://kawashimablog.com/yufuin/?cat=2706
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