「OYO LIFE」は、敷金・礼金・仲介手数料なしで即入居が可能な”賃貸サービス”になります
最近ボクが注目している、急成長したインド発のホテル運営会社「OYO(オヨ)」ってご存知でしょうか?
【OYOとは?】
インド国内350都市で10万以上の客室を展開。中国でも171都市、8.7万以上の客室を展開するなど急成長しているホテルベンチャーです。
創業はまだ5年程なのですが、現在はインド・中国など8ヶ国で8500以上のホテルを運営しております。
そのOYOは、以前ソフトバンク・ビジョン・ファンドなどから 10億ドル(1100億円強)の資金調達を受けており、その事は2015年8月14日のBlogでこのように書いておりました。
↓ ↓ ↓
ソフトバンクが、低価格ホテル向け予約ウェブサイトを手掛けるオヨ・ルームズ(OYO Rooms)に出資
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=6877
ソフトバンクが3年半前にOYOに投資していたのは、目の付け所は流石ですね〜。
OYOは、これまでスマホ賃貸サービスを創業の地インドのグルグラムなどのエリアで「OYO Living(オヨ・リビング)」として展開しておりましたが…いよいよ満を持して日本に進出です!
日本拠点は2018年10月に誕生。
OYOとヤフーが共同で、敷金・礼金・仲介手数料無料で即入居が可能な賃貸サービス、不動産賃貸事業「OYO LIFE(オヨ ライフ)」(https://www.oyolife.co.jp/)と言う名の 日本発・グローバルブランドとして遂に開始しました。
OYO LIFEは家具・家電つきで敷金や礼金がかからず、利用者はスマホだけで入居から退去までの手続きを完了出来ますので、フリーランスやノマドワーカー・海外からの出張者には かなり有り難いサービスと言えるんじゃないかなって感じます。
日本のOYOは賃貸住宅事業、利用日数は30~90日
まずはOYOの事をおさらいしましょう。
OYOは2013年、創業者のリテシュ・アガルワルCEO(最高経営責任者)が19歳で設立したベンチャー企業になります。
いやー、お若いなぁ。。
インドのエコノミーホテルブランド「OYO Rooms」は、人工知能(AI)で需給などのデータを解析し、料金をリアルタイムで変更する「格安ホテルチェーン」として、今もなお急成長中です。
(Oyo Roomsは、1泊でも利用可能です)
なお日本では「OYO Living」「OYO Rooms」とも違うブランドでの展開となります。
一ヶ月未満の利用が 国内では旅館業法に抵触しかねないため、「賃貸住宅事業」となり「OYO LIFE」として利用日数を原則30~90日としております。
結局OYO LIFEは賃貸?OTA??って思う方もいると思いますので、まずはコチラの動画を見て頂きましょう!
OYO LIFEの賃料は一人暮らし向けで10万~15万円前後。
家賃のほか、光熱費やインターネット代・清掃費も既に含んでおります。
OYO LIFEは最低一ヶ月は住むことが条件ですが、一ヶ月前までに通知すればいつでも退去出来ます。
それに3日以内の「試し住み」もOKです!
なので宿泊予約サイト(OTA)や民泊とは似て非なるものだと言う事を、まずはご理解くださいね。
さいごに
OYO LIFEのコンセプトはこうです。
「創りたいのは”旅するように暮らす”という未来」
「ホテル事業を展開するわけではなく、ホテルに泊まるような簡単な手続きで、住居を選べるような新しい世界を創る」
なるほどなるほど。
ホテルや持ち家とはまた違う、OYOを通してもっと気軽で新しいライフスタイルを提供出来ると良いでしょうね。
それにしても、スマホひとつでって言うトコロがミソだなぁ〜。
「嫁さんとケンカしたから、ちょっとOYO(オヨ)って来る」とか、なんか流行りそうです(苦笑)
ちなみに日本の賃貸住宅市場は約12兆円と、実はホテル市場の約10倍ありますので、今後のOYOの展開はかなり注目ですよ!
では次回、災害時にOYO LIFEの活用出来ないかをBlogで書こうと思います。
続く
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