2025年までに1,000室の納入を目指すようです
一般的なシングルルーム居室の設備を置き換えることが可能と言う事で、コレはちょっと注目したいですね。
パナソニックは宿泊事業者向けに 人間の様々な感覚を刺激し、最適なマインドフルネスアクティビティを提供!
瞑想(めいそう)に特化した新しい宿泊体験ソリューション「(MU)ROOM(ムルーム)」を開発し、2022年度から「(MU)ROOM」を導入した宿泊体験を全国のホテルなどに提案していくとの事です。
【「(MU)ROOM(ムルーム)」とは?】
心と身体を調え五感でマインドフルネス(瞑想)を体験出来ます。
日常から離れ「色即是空」をテーマにした あえて何もない空間で自己と向き合い「今に心を向ける」「心や脳をすっきりさせる」マインドフルネスの関心の高まりに着目されたそうですが…
このコロナ禍で、なかなか荒(すさ)んだこの世の中にマッチしてそうな宿泊体験ですね。
では改めてその詳細をチェックしてみましょう!
「(MU)ROOM」詳細
「(MU)ROOM」は2畳ほどの立方体に近い空間。
癒やし効果のある音や香りを演出し、瞑想に集中しやすくした空間になります。
パナソニックが手掛けた独自の微細なミストにつつまれながら、鳥のさえずりや川のせせらぎなど森林にいるのをイメージした音を聞いてリラックス出来ます。
瞑想プログラムは早稲田大学の熊野宏昭教授が監修。
自動音声が瞑想するコツを教えてくれるため、初心者でも集中しやすいのが特徴になります。
そして胸に付けた計測器で心拍数や呼吸数を測り、どれだけ集中できたか「瞑想スコア」も算出出来ます。
なお一般的な居室と「(MU)ROOM」の間取り比較ですが、基本コンセプトプランでは 導入居室に合わせてサイズ変更可能のようです。
なお今後は利用者や施設の声をもとに演出の改良を進めるほか、具体的な施工価格を決定。
試験設置では「(MU)ROOM」とベッドを別に置いたが、今後は「(MU)ROOM」内で就寝できる大きめのタイプの開発も検討しているようです。
同社のビジネスソリューション本部の金子司課長は「電子機器に囲まれる生活が日常化し、『デジタルデトックス』の需要が高まっている」と話す。福利厚生や休憩場所としての需要も高いとみてオフィスや商業施設向けにも提案予定。
パナソニックは照明や空調など複数の技術を組み合わせて心地よい体験を生み出す「空間ソリューション」と呼ぶ領域を基幹事業に位置づけ「(MU)ROOM」の展開を通じて、同社の技術領域の広さをアピールする狙いもあるとの事です。
[Panasonic プレスリリース参照]
さいごに
もうすでに、2021年3月から京都市内の「ホテルアンテルーム京都」さんの一室に試験的に設置したところ、4月まで全日が予約で埋まるなど既に人気のようですね。
あまり景観が良くないホテルの客室や、コロナ禍によって最近旅館で使っていないカラオケルームなど、空いている空間で「(MU)ROOM」を導入するって面白そうな気もします。
では気になる方は「(MU)ROOM」を是非チェックされてみてください!
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