海外からの予約がもっと身近に
2024年10月、ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」(https://rlx.jp/)で、世界の旅行業界を代表するソフトウェアおよび先進ホスピタリティテクノロジーを持つセーバーコーポレーション(NASDAQ:SABR)のホテル部門である「Saber Hospitality(セーバーホスピタリティ)」と戦略的パートナー契約を締結した記事をBlogで書いた事があります。
宿泊予約サービス「Relux」丨世界の旅行業界を代表するソフトウェアおよびテクノロジープロバイダーであるセーバーコーポレーションと戦略的パートナー契約を締結!
あれから8ヶ月。
いよいよですね。
Reluxは正式に世界中の旅行会社が利用する予約システム「GDS(Global Distribution System)」との連携を本格的にスタートしました!
【ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux」とは?】
特別な旅行体験をお届けする宿泊予約サービスです。Relux審査委員会が選び抜いた、心からおすすめできる宿泊施設のみをご紹介いたします。
2017年のKDDI株式会社の子会社化以降、auスマートパスを中心としたauブランドの各サービスとのシナジーを強化しています。
【「GDS(Global Distribution System)」とは?】
航空券、ホテル、レンタカーなど世界中の旅行商品を一元的に管理・予約できる巨大なシステムです。
これは一般の旅行者が直接使うものではなく、旅行会社が顧客のために、世界中の航空会社やホテルなどの空き状況や料金をリアルタイムで検索し、予約・発券するために使う専門的なシステムです。
簡単に言えば、GDSは旅行会社と旅行サービスの提供者を結ぶ「巨大な流通プラットフォーム」の役割を果たしています。
では改めまして今回の詳細をチェックしましょう。
GDS連携で何が変わる?
これまで、海外の旅行会社や富裕層・ビジネス客などが日本の宿を予約する際、個別の宿が直接GDSに接続するのはとてもハードルが高いことでした。
しかし、Reluxが大手予約システム会社「Saber Hospitality(セーバーホスピタリティ)」と提携することで、Reluxに参加している日本の素晴らしい宿泊施設が、この世界のGDS網に乗って、より多くの海外のお客様に情報が届くようになります。
日本の宿の「海外のお客様獲得」を強力に後押し
この連携により Reluxに参加する日本のホテルや旅館は、以下のようなメリットを享受できるようになります。
- グローバル市場へのアクセス拡大: 世界中の旅行会社や企業、そして富裕層のお客様が利用するGDSを通じて、これまでリーチしにくかった海外の新規顧客層にアプローチできます。
- ビジネス出張や富裕層の取り込み: GDSはビジネス目的の予約や、高単価な旅行を計画する層に強いため、新たな客層の獲得が期待できます。
すでに、このRelux HOTEL GDSサービスを利用する契約施設は100施設を超えているとのことです。
日本の観光市場は成長を続けており、2024年には国内宿泊・ホテル市場が過去最高の5.5兆円に達すると予測されています。
Reluxは時代の変化と多様なニーズに対応し、日本の宿泊施設が抱える課題解決に貢献しようと取り組んでいます。
さいごに
この取り組みは日本の宿がさらにグローバルに魅力を発信する大きな一歩となりそうです。
海外からの旅行者にとっても、Reluxを通じて世界中から注目される日本の素晴らしい宿の選択肢がさらに増えることになる事でしょう。
Reluxの今後の展開にますます目が離せませんね!
※参考記事
【GDS(グローバル・ディストリビューション・システム)のホテルへのメリットを紹介】
https://tinyurl.com/2fd5whxc
【Reluxの記事一覧はコチラ】
https://kawashimablog.com/?cat=31
【追伸】
「ブログ村」に参加しておりますので、良かったら「ポチッ」とお願いします!
https://blog.with2.net/link/?1766752
【ネット予約の販売・管理でお困りの方へ】
ネット予約の売り上げを伸ばしたい。
日々の宿泊トレンドを知りたい。
人手不足で、OTAのプラン延長やサイトコントローラーをうまく活用出来ていない等。
コチラからお仕事のご依頼も承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ⇒CONTACT
※もちろんSNSのDM等でも結構です。