川嶋雄司の独り言

「エリア限定の宿泊予約サイト」はあった方が良いか否か?

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個人的には要らないと感じる
そしてWEBの知識が無い場合は手を出すなかれ

色々微妙だとは思うのですが、トラベルボイスさんの記事でちょっと思うトコロがありましたので今回ご紹介します。

北國フィナンシャルホールディングス(北國FHD)は2022年1月6日、北陸3県(石川、富山、福井)の宿泊予約ができるサイト「COREZO TRAVEL(コレゾ トラベル)」を4月に開設すると発表しました。


どうやら、子会社の北國マネジメントが手がける北陸の特産品や体験の通販サイト「COREZO」内に「エリア限定の宿泊予約サイト」を設置するようですね。


考え方としては楽天市場楽天トラベルと同じような感じになるのかな?

【「COREZO(コレゾ)」とは?】
北陸地域に根ざした北國フィナンシャルホールディングスグル ープならではの特性や視点を活かした、地域活性のための新しいECモールです。
出店者の思いや商品完成までのストーリーと共に商品や体験を紹介しています。


それ(考え方)は良いとは思うのです。
出来るだけそのエリアにお金が落ち、OTA(宿泊予約サイト)を介さずに囲い込みたいでしょうからね。

でも日常、旅行予約で普段使っているアプリやサイトを辞めて、ECサイト経由からの宿泊予約って ある程度見込めるでしょうか?
ボクは”ユーザーメリット無し”にそうは思いません。



ちなみに、いつもお仕事でお世話になっている湯布院エリアにて「由布院温泉旅館組合」のホームページと言うのがあるのですが。



ふむふむ。
Googleで検索すると「由布院の90軒以上の旅館宿一覧 · 検索予約・お得情報…etc.」と記載してますね。
では実際にどうなのか?



コチラのホームページにて「旅館検索予約」でご確認ください。



なんと現在1件のみの掲載です。(ブッキングエンジンは予約プロでした)
しかも<GoToトラベルキャンペーン割引対象>のプランて、今一番出しちゃいけないヤツじゃないですか。。

確かに 数年前はもっと掲載数があったんですけどね。
しかしこの状態ならば”出さない方がマシ”と何故ならないのか?正直ちょっと恥ずかしいです。

ではこの全国の温泉地で有りがちな「エリア限定の宿泊予約サイト」なのですが、色々と気になるトコロがありましたので個人的見解を述べたいと思います。

「COREZO TRAVEL」について

今回は時系列のツイートをご紹介しますね。




宿泊予約に関わる仕事をして17年になりますが、あえて苦言を述べさせて頂きました。

追記すると「サイトコントローラーやPMSとの連携はどうなるのか?」「Google広告やSEOへの対策は?」などなど気になるトコロかな。
サイトが出来て運営が始まったとしても、誰も見つけられなかったりしたら最悪ですからね。

なおアプリとか作ったとしても、すぐ忘れられてしまう事でしょう。



ちなみにご存じない方もきっといらっしゃるかもですが、Amazonやメルカリ・マイナビ・H.I.S.などの大手も 過去に宿泊予約サービスに新規参入しておりましたが、既に撤退しております。

なのでそれはカンタンに出来そうで、実はかなり難しい事なのをご理解頂けてたら良いのですが…。

あと無いとは思いたいですが、初期費用の3万円が目当てで その後は適当にポータルサイト的にホテル・旅館が掲載されて、中途半端な運営にならないようになればと思います。

さいごに

もちろん、黒川温泉のように うまくエリアの販売をしているようなエリアもある事もあったりしますが、こう言った事例はおそらく稀でしょうね。



空室状況はエリアで比較・リサーチが出来て割と見やすい印象です。

例えばこの並び順だったり 予約数で偏りが出来て 同じエリア同士でモメるようであれば、じゃらんnetや楽天トラベルで10%払ってそっちで販売していた方がよっぽど気楽で良いと感じる訳で。

なのでボクは昔から、エリア別で囲って独自のプラットフォームを作って限定販売する事に関しては懐疑的です。

あとエリア独自の予約フォームにおいて、個人情報の打ち込みが面倒だったり。
ソーシャルログインが出来なかったり。
そもそもスマホで予約しづらかったり。
ポイントやクーポン的なお得要素が無かったり…etc

「エリア限定の宿泊予約サイト」は結構使いづらいモノが多かったりします。
そう言う点では旅行者の事を余り考えていない方が、とりあえず的に作成する感じなのかな?(偉そうに書いてすみません…)

なので「エリア限定の宿泊予約サイト」として「COREZO TRAVEL」を作る事・考え方は良いのですが、どうせやるならその後の運営の事もしっかりと考え構築して そのエリアの宿泊を盛り上げて欲しいと願っております。



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川嶋 雄司

代表取締役(株)旅月
1975年生、福井県高浜町出身。21歳の時、九州〜福井を自転車旅行した際に大分県湯布院町が気に入り、そのまま移住。現在は大分県国東市在住。 大分県を中心に、箱根・山形・佐賀など、旅館やホテルのネット集客のコンサル・サポートを展開中。 特にサイトコントローラー(手間いらず.NET・ねっぱん!++・TL-リンカーン)を愛用し、現在約20の宿泊予約サイト・5自社予約フォームを使い、多角販売をサポート。 以前旅館で勤めていた経験を活かして 宿泊施設様のお悩みや痒い所にお応えし、旅館・ホテルの売り上げUPに繋げています。

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