世界の縮図が更にブッキング・ホールディングス寄りになるか?
海外OTAも群雄割拠。
特に世界大手のOTAは、今後も目まぐるしく勢力を広げて行くのでしょうね。
Booking.com運営のブッキング・ホールディングス(https://www.bookingholdings.com/)は、約12億米ドルで「Getaroom(https://www.getaroom.com/)」を買収したと発表しました!
【「ブッキング・ホールディングス」とは?】
ブッキング・ドットコム、プライスライン、アゴダ、レンタルカーズ・ドットコム、KAYAK、オープンテーブルの6つのBtoCブランドのサービスを運営しています。
今後はプライスライン・ブランドに加わることになり、プライスライン・パートナー・ネットワークとともに戦略的パートナーシップ事業部門を設立するとのことです。
では今回 あまり日本に馴染みのない「Getaroom」について、あまり情報は無いのですが詳しく調べてみましょう!
Getaroomの詳細
Getaroomは米テキサス州ダラスで2005年に設立。
北米を中心にホテルの客室を販売する予約サイトで、世界8万軒以上の予約が可能です。
最安値を保証しており、条件を満たせば安いサイトとの差額の返金や手数料無料でのキャンセル等が行われるとの事。
サイトは英語のみですが、22通貨に対応しております。
公開されている料金のほか、電話(英国)でのみ提示される格安料金があります。
創業時のリリースによれば そうしたサービスを提供する他サイトでは、激安の場合はどのホテルかを事前に知らされない場合があるようですが、ここでは必ず事前に情報開示をしているとの事です。
なおポイント制度は特に無く、問い合わせはサイト上のお問い合わせフォームの他、英国や米国の電話番号に英語で行っております。
さいごに
今回買収約12億米ドルとの事ですが、この数字ってあまりピンと来ないですよね?
なのでGoogleで調べてみると…
139,533,000,000.00円(約1,395億円)でした(汗)
こう言う豪快なニュースを聞くと、ふと「日本のOTAは大丈夫かな?」って思ったりしますよね?
ちなみに2015年、Yahoo!が一休を買収した時は約1000億円でしたから 結構コレに近しい金額だったようです。
では…あまりご縁が無いかも知れませんが、ブッキング・ホールディングスの「Getaroom」がこれからどうなるのか?
日本でも今後存在感を出て来るのか?その辺り要注目です!
【Booking.com関連の記事一覧はコチラ】
https://kawashimablog.com/?cat=33
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