集客・手数料・ターゲット等、引き続き宿泊施設は常に考える事が山積みではないでしょうか
前回の続きです。
2025年、日本の宿泊施設で起きるだろう課題と問題点を予測してBlogに書いてみました Part.1
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) December 31, 2024
1、人材確保の更なる困難化
日本全体として労働人口減少・少子高齢化の進行により、宿泊施設でも人手不足が一層深刻化する可能性があります。
2、デジタル化対応の二極化… pic.twitter.com/qUJIpCfRZ5
では今回も 2025年に日本の宿泊施設で予想される課題について、現在の傾向から考えられる点を再度分析・予測してみましょう。
4、インバウンド需要の変化
中国や韓国など近隣諸国からの旅行者はもちろん、今後は欧米や中東からの富裕層需要が増える可能性が考えられます。
なお高付加価値旅行へのニーズの高まり、従来の団体旅行から個人旅行や体験型旅行、高付加価値旅行へのニーズが高まると予想されます。
対応策としてはインフラ、高級志向のサービス展開。
宿泊施設は多様な国籍の観光客への対応や、多言語サービスの充実が求められそうです。
5、OTA(オンライン旅行代理店)への依存と独自集客の課題
メタサーチやOTA・プラットフォームに依存することで手数料が増加し、今後も収益が圧迫されるでしょう。
特に小規模施設や個人経営の宿泊施設では、手数料負担が大きく利益が減少する事が予想されます。
対応策として、自社予約サイトの強化やSNSを活用した直接集客の重要性がいっそう増すのではないかな?
OTAとのバランス・価格差を今一度見直してみるのもアリでしょう。
6、新しい顧客ニーズ、新しい競合への対応
民泊、カプセルホテル、高級旅館、ペットと泊まれる施設、ワーケーション対応、LGBTQフレンドリーな宿泊施設などなど、顧客ニーズが多様化し、従来の観光とは異なる利用形態への対応が求められる事になりそうです。
対応できない施設は顧客層が限定されたり、他社に流れる可能性が高まり競争が激化する可能性があります。
なお対応策としては差別化・独自化を図るため、特に小規模施設はブランド力を強化する必要があり、ターゲットを明確化してそれに応じた設備投資を行っていけると良いでしょうね。
さいごに
以上、Part.1、2と書かせていただきました。
年が変わるタイミングではありますが、アレコレ考える事が増えそうですね。
なおこれらの予測は現在の動向から推測したものであり、社会情勢や経済状況によって変化する可能性があります。
ですので具体的な対策を立てる際はその時点での最新情報を参考にすることをお勧めします。
では2025年も世の中的・世界的な情勢を鑑みて、柔軟に対応・販売してまいりましょう!
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