利用人泊数は少なくとも約5,260万人泊
割引支援額は少なくとも約3,080億円（宿泊＋地域共通クーポン）とみられる
現時点での中間報告と、今後の指針を示したと言ったトコロでしょうか？
日本政府は12月3日、首相官邸で観光戦略実行推進会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ観光需要を回復させる政策プランをまとめました。
「観光戦略実行推進会議（第４１回）議事次第」
https://bit.ly/3g6wG7y
【GoToトラベルキャンペーンとは？】
宿泊を伴う、または日帰りの国内旅行の代金総額の1/2相当額を国が支援する事業です。
支援額の内、70％は旅行代金の割引に、30％は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与されます。
ここで観光庁は11月15日現時点までの利用実績を公表。
Go Toトラベルが開始されたのが7月22日になりますので、この117日間でどれぐらいの泊数があって、どれぐらいの予算が利用されたか？
今一度チェックしてみましょう！
Go Toトラベル事業における利用実績
●期間：7月22日～11月15日 （117日間）
●利用人泊数：少なくとも約5,260万人泊 ※一部推計値含む
●宿泊の割引支援額：少なくとも約2,509億円 ※一部推計値含む
●地域共通クーポン付与額：少なくとも約571億円 ※10月1日～12月1日の実績
※割引支援額と地域共通クーポン付与額を足すと、3,080億円となっております
なお、Go To トラベル事業の総予算は1兆1,248億円となっておりますので、現時点で約1/3〜1/4ほどを使った計算になります。
（事務局費用なども総予算に含んでおります）
さいごに
目安として、またこうやって度々 Go To トラベルの利用実績を公表される事でしょうね。
では、今回集計された 2020年7月22日〜2021年11月15日の117日間と。
当初予定されていた、残りの 2020年11月16日〜2021年1月31日の77日間と。
そして延長するだろう 2021年2月1日〜2021年6月30日の150日間と。
現時点で”合計344日”がGo To トラベル期間で。
このBlogを書いている2020年12月4日時点で136日目となり、約4割ぐらいの日数を過ごした計算になります。
そう考えると「絶対予算余るんじゃない？」って思われるかも？ですが、札幌市や大阪市・東京都などで行われた旅行の自粛による「キャンセル料の補填」なども含まれていると思いますので、なんとも言えないかな。。
それに春先の、卒業旅行やお花見・GWなど。
暖かくなるとかなりの人が動き出すと思いますし、ワクチンや治療薬が出来ると又潮目が変わりそうですね。
今は耐え時なのかも知れませんが、今後旅行需要が緩やかに回復に向かい、Go Toトラベルの予算がうまく行き渡る事を祈っております。
【Go Toキャンペーン関連の記事はコチラ】
https://kawashimablog.com/yufuin/?cat=2933
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