なお旅行者も宿泊施設も知りたいのは、終わりの「決定」
まず、2021年6月までは「Go Toトラベルありき」で事が進みそうですね。
そして当初は2月から割引率の縮小という可能性も議論されていましたが…どうやらGWぐらいからになりそうです。
赤羽一嘉国土交通相は12月5日の民放番組で、観光支援事業「Go To トラベル」に関し、来年4~5月の大型連休ごろから割引率を縮小する方向で検討する考えを示しました。
【Go Toトラベルとは?】
宿泊を伴う、または日帰りの国内旅行の代金総額の1/2相当額を国が支援する事業です。
支援額の内、70%は旅行代金の割引に、30%は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与されます。
コレを聞いた公共交通期間・観光事業者は「3月の連休やGWはとにかく混み合いそう」って思われたのではないかな?
まさにそうなる事が予想されます。
それもかなりの混雑、そして宿泊施設の価格高騰も避けられませんね。
ボク個人的に本音を言うと、2月以降 平日の割引を大きくして、土日祝祭日の割引を少なくして、密にならないようにして欲しかったのですが…。
決まった事に今更どうこう言っても仕方がないですので、それに沿って対応しなきゃです。
では詳細を見てみましょう!
Go Toの割引率に関して
政府は6月末までをめどに延長する方針で、事業の打ち切りに伴う需要の反動減を避ける狙いとの事です。
なお赤羽一嘉国土交通相は「6月末までは国の責任で(観光事業者を)応援したい」と改めて強調。
「事業者からは大型連休ごろから割引率を下げてソフトランディング(軟着陸)出来るようにしてほしいという声が強い」と述べられました。
なるほど。
GWまで割引率が維持されれば、2月・3月前半の閑散期に 多少は旅行者が分散される可能性が高くなりそうですね。
そしてGo Toが終わりそうな時、ソフトランディング(軟着陸)しつつ。
ここからはGo To抜きで独り立ちしなきゃいけないと言う事です。
さいごに
Go Toはどこかで辞めないといけないモノですから、早く着地を決めて。
そして継続する場合の割引率を決めて。
各旅行事業者・OTA等のシステムが それらに合わせられるよう、早めに対策を打って欲しいと言うのが 旅行者も宿泊施設も思うトコロでは無いでしょうか?
そうじゃないと2月以降の宿泊予約を躊躇してしまう層も、ある一定数いると思うのです。
今望むのは、2月以降の鈍化した宿泊予約を早く動かし。
割引率とGo to終了の決定事項を早く国民に知らせ。
それに沿って宿泊施設は粛々と対応して行くしかないと感じます。
そしてGo Toトラベルが終わったら 宿泊・観光業界にとっての本当の危機が訪れると言う事もお忘れなく、今から対ショックに備えて準備しておきましょう。
【Go Toキャンペーン関連の記事はコチラ】
https://kawashimablog.com/yufuin/?cat=2933
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