一気に218の国・地域が対象になりましたが…それはそれでどうなの??
以前、民泊サイトと宿泊予約サイト(OTA)の両方を掲載したメタサーチ「WithTravel(https://withtravel.net/)」をBlogでご紹介させて頂きました。
民泊を含んだ新しいスタイルのメタサーチ│iOSアプリ「WithTravel」がリリース
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=25559
※iOSアプリ: http://appstore.com/withtravel
※GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=app.withtravel&hl=en_US
【WithTravelとは?】
WithTravelは、独自のビックデータとAIを駆使した宿泊施設検索サービスです。
日本国内のさまざまなホテル・旅館・民泊を横断的に一括で検索できます。
メタサーチはいわゆる料金比較サイト。
要はアフィリエイトの集合体になりますね。
2018年8月にご紹介した時は、日本国内の約5万件のホテルや旅館・民泊を一括で検索・比較が出来ると書いておりましたが、2019年1月10日より 検索対象を日本国内から世界218ヵ国・地域にある約55万軒の宿泊施設に 一気に拡張しております!
さらに「WithTravel」は日本語のみならず、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語にも対応しており、これにより日本国内外の旅行先の宿泊施設の検索・比較が可能になったと言う訳です。
「全部盛り」はメリットのようで実はデメリット。結局は見辛くなる。
とは言うモノの、メタサーチは数あるサイトをとにかく盛り込んだサービス。
更に言うと「WithTravel」は宿泊予約サイト以外にも民泊サイトも掲載しておりますので、コレがごちゃごちゃしない訳がありません。
地図はどこをクリックして良いモノやら…
ボクもPCとスマホを触ってみましたが、場所検索はエリアで掲載施設が多いとちょっと見づらかったり、こだわり検索(価格や条件)を少し絞ったり狭めただけなのに、宿が全く表示されなかったり。。
それと日付と人数の検索をしたにも関わらず、「満室」の施設をわざわざ「WithTravel」で掲載する事って やっぱり邪魔になりますし、コレはあまり意味が無いんじゃないかなーっ?
さいごに
ボクは今まで、メタサーチに関しては幾つかBlogで書いて来ました。
去年は「WithTravel」もそうですが 「LINEモバイル.jp」も2018年6月にリリースしており、国内外のメタサーチは戦国時代を迎えようとしております。
しかしながら…メタサーチは確かに検索には便利なトコロもあるのですが、蔓延(はびこ)ってってしまうとOTAは宿泊手数料を上げざるを得ない事になりかねません。
だって中間の美味しいトコロ(手数料)を、メタサーチがサクッと抜いていく訳ですからね。
それにいくら宿側が「メタサーチに掲載したくない」って思っても、コントロール出来ないトコロで勝手にメタサーチに掲載ちゃっているのが現状です。
メタサーチも考えものですね。
なので気持ち的に「宿側がメタサーチをうまく利用する」ぐらいの心構えでいた方が良いでしょう。
こうなると今後、ほぼメタサーチに掲載されない自社ホームページ経由の予約が重要になってきます。
自社ホームページ予約を優先的に販売するのであれば、自社はやはりベストレート(最低価格保証)で。
そして繁忙期なども、じゃらんのホームページダイレクトや楽天トラベルのR-withを使わずに、自社でしか在庫を出さないように持っていく事が理想になってきそうです。
何はともあれ、まず一度「WithTravel」で自身の宿が掲載されているかをチェックされた方が良いでしょう!
最新記事 by 川嶋 雄司 (全て見る)
- 自社予約フォーム「予約番」丨「コンテンツアシスタント機能」が無償提供期間を延長し、当面の間無償へ - 2024年11月21日
- ANA丨Ctripに旗艦店(きかんてん)を正式に開設! - 2024年11月20日
- 過去に撮影&登録した画像サイズが小さくてサイト登録にお困りの方へ - 2024年11月19日