色々疑問点はあるけど、アイデアはすごく良いかも?
直前で販売価格を頻繁に下げたりしている施設にとっては、頭の痛いサービスなのかな…。
テクノロジー企業のService Technologiesは2月1日、ユーザーの宿泊予約をモニターし、価格が下がったら自動的に予約し直してくれるサービス「Service(https://getservice.com/)」を開始しました!
ホテルはもちろん、最近では旅館でもサイトコントローラーを使って 販売価格のコントロールが普通になって来ましたからね。
確かに。
俗に言うレベニュー・マネジメントとは、「需要予測を基に 販売を制限する事で 収益の拡大を目指す 体系的な手法」と言え、ホテルを利用したいと思っているお客様の数(=需要)は一定ではなく、季節やイベントの有無により増減しますから、こう言うサービスが出て来るのもアリと言えるでしょう。
それに価格をコントロールする事もしばしばありますので、「Service」のサービスは外泊を良くされる人には有益そうです。(アラ?なんかややこしいな…)
「Service」があれば、早く予約する動機になりそう
同社は2015年、飛行機の便が欠航あるいは遅延した場合に、旅行者が自動的に補償を得られるようにするサービスを立ち上げておりました。
ですのでホテルを予約し直すこの新しいサービスは、業務拡大の第一歩としてスタートですね!
※動画も要チェック!!
「Service for Hotels」
https://www.youtube.com/watch?v=weimx0Ok0Vc
まずServiceを利用するには、まずGmailかHotmailのアカウントをServiceと接続しなければなりません。
それが済むと、Serviceは宿泊予約者の受信箱を頻繁にスキャンして、関係のあるメタデータがあるかどうかのチェックを開始します。
ホテルの予約に関係する発信者や件名(たとえば、発信者が「シェラトンホテル」だとか、件名が「ホテルの予約」という場合)があると、Serviceはそのメールをダウンロードします。
Serviceのソフトは予約した部屋、つまり同じ日の同じ条件で同じホテルの部屋の価格を1日に数回チェック。
そして、あなたが払った価格より安くなっていたら、安いレートで予約をし直して「予約の修正」をしてくれると言うモノです。
ホテルの価格は常に変動しているので、それを人力じゃなくこう言う「Service」のサービスを使ってオートメーションでしてくれるのは有り難いのかも?
それに「Service」があれば、早め早めに宿泊予約を促す事が出来そうです。
デメリットを上げると「Service」にメールアドレスをスキャンされる事を考えると、やっぱりちょっとリスキーかな〜。
あとはホテル側は、価格のコントロール。特に直前の値下げが中々出来なくなるかも?まぁそれはホテルにとっては良い事かも知れないですが。
「Service」ってググラビリティが低い?
しかし…「Service」ってネーミング。
ぶっちゃけGoogleで検索したら山程出るでしょうに、なんで付けちゃったんでしょうね。。
こんなにググラビリティが低いサービス名は見た事ないかも?(苦笑)
【Googlability(ググラビリティ)とは?】
単語のググられやすさ/ググりやすさ。
何かに名前をつけるときには、ググりやすい名前にするとググラビリティが高まります。ググる = Googleで検索する
ググりやすい = グーグル検索で目的のサイトを探しやすいこと
それはさておき、amazonや楽天・メルカリとかでもこう言うサービスが使えたら、結構便利かも知れないですね。
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