ここにきて、大手企業の民泊ビジネスへの動きが慌ただしくなる
2017年6月9日、参院本会議で可決・成立した「住宅宿泊事業法(民泊新法)」はご存知でしょうか?
【住宅宿泊事業法(民泊新法)とは?】
住宅の空き部屋やマンションの一室を利用して旅行者を宿泊させる「民泊」のルール。
これにより、民泊ホストは都道府県に届出をすることで年間180日を上限として合法的に民泊運用をすることが可能になりました。
新法は2018年春にも施行される見込みです。
民泊は色々問題があるモノの、ひとまず来年には民泊が国のお墨付きも得て解禁される事となります。
その流れを受けてなのか?
公認民泊予約サイト「STAY JAPAN(https://stayjapan.com/)」を運営する百戦錬磨は9/11、旅行大手JTBからの資本参加を受け、業務提携したと発表がありました。
楽天・大京・レオパレス21・京王電鉄などなど…どんどん大手企業が新規参入しておりましたが、ココに来て大物・JTBが来ましたね!
実際の提携内容とは?
協業の取り組みとしてまず9/12から、JTBグループの訪日旅行者向け予約サイト「JAPANiCAN.com(ジャパニカン・ドット・コム)」と百戦錬磨の「STAY JAPAN」が連携し、JAPANiCANサイト内でのアフィリエイト販売を開始しております。
↓ ↓ ↓
http://www.japanican.com/en/special/theme/stayjapan/index
◆サービス概要
1.民泊の活用による地域活性化や空き家、古民家等の遊休資産の宿泊施設としての利活用に関する 自治体等への地域開発コンサルティング
2.民泊サービス提供事業者の人財育成及び施設運営サポート
3.民泊サービスの販売支援及びプロモーション支援
4.イベント民泊の推進
「遊休資産 × 民泊」による地域活性化を目的に、JTB&百戦錬磨のノウハウと経験を活かせば、民泊の活用による地域活性化なるか?
さいごに
この動き…JTBは既存のホテルや旅館と言った宿泊施設と共存共栄してきたイメージが強いだけに、各業界関係者等の反発も多少なりともあるかも知れませんね。
それに個人が自分の家を貸すから「民泊」なんであって、大手企業がやったら単なるホテルになっちゃうような気がしますが…
双方の、今後の動向に注目ですね。
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