誰もが安心して楽しめる旅の実現へ
「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念としている事もあり、プラットフォーマーとしては恋愛対象や性自認に関係なく、誰もが安心して楽しめる旅の実現を目指していると言う事なのでしょう。
宿泊予約サイト Booking.comは2024年4月19日、LGBTQ+の当事者の方々について学ぶことを目的とした「Travel Proud」プログラムの日本語版の提供開始を発表しました。
【「LGBTQ+」とは?】
セクシュアルマイノリティ(性的少数者)を代表するレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングの5つの頭文字を取った言葉に、「+(プラスアルファ)」を付けた通称です。
【「Booking.com(ブッキング・ドットコム)」とは?】
ホテル・旅館等の宿泊施設を中心とするオンライン予約を扱う、ウェブサイトおよびアプリ。宿泊予約コンテンツとしては世界最大の利用実績を持ちます。
なお同プログラムは、2021年に英語圏で開始されたもので、アジア圏での展開は日本が初めてとなります。
日本の企業と違ってセクシャリティ(性のあり方)に対して積極的ですね。
では詳細をチェックしましょう。
LGBTQ+当事者の方への理解を深める「Travel Proud」とは
Booking.comが提供する「Travel Proud」の中核は、日本語で利用できる無料のオンライン・トレーニング・プログラム「Proud Hospitality」になります。
このプログラムは、LGBTQ+の旅行者が旅行中に直面する独自の課題や障壁に焦点を当てており、パートナー宿泊施設はトレーニングの課程を修了することで「Proud Certified」の認証を取得することができます。
このプログラムでは、実践可能なスキルとテクニックを学ぶことが可能で、LGBTQ+の旅行者に対して自信を持ってサポートするための「Travel Proud Customer Toolkit」など、追加リソースへのアクセスも含まれます。
コース修了後、「Proud Certified」の認証を取得したパートナー施設には、宿泊施設リストに「Travel Proud」バッジが付与されることになります。
旅行者は 宿泊施設ページにある「Travel Proud」バッジを参照することで、どの施設が「Proud Certified」の認証を取得しているのか、ひと目で判別することができます。
さらにBooking.comは インクルーシブな言葉遣いを採用しているため、ほとんどの場合 予約時に性別の指定は不要でジェンダーに関する選択肢も幅広く提供されています。
[プレスリリース参照]
さいごに
まだまだ日本国内では共有スペースのある宿泊施設も多い為、世間的な理解や偏見等含め、受け入れがほぼ整っていないんじゃないかな?
しかしながら離れ宿や一棟貸しの宿泊施設等 受け入れ可能な施設は、トレーニング・プログラムを受けて「LGBTQ+フレンドリー」としてLGBTQ+の旅行者の受け入れを積極的に行っていくのも良いかも知れませんね。
なお参加は任意で強制ではありません。
受け入れ可能な施設は良いですが、体制が整っていなかれば無理して受け入れる必要はないかと感じます。
【Booking.com関連の記事一覧はコチラ】
https://kawashimablog.com/?cat=33
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