AIは自然災害もある程度の予測が可能丨今後AIがホテル・旅館の悩み事やお困り事、機会損失を防ぐ
ホテル・旅館向け、客室単価設定および宿泊施設分析ツール「メトロエンジン」(https://metroengines.jp/)をご存知でしょうか?
【メトロエンジンとは?】
リアルタイムのビックデータやAI(人工知能)や機械学習を活用し、ホテル・旅館の客室単価設定や分析ができるレベニューマネジメントツールです。
実は9月半ばに東京に行った際、メトロエンジン株式会社の代表取締役・田中良介さんに一年半振りにお会いして来たんですよね〜っ。
メトロエンジンについては 今まで何度かBlogでご紹介しておりました。
「メトロエンジン・記事一覧」
https://kawashimablog.com/yufuin/?cat=2510
今回メトロエンジンのオフィスで田中さんのお話を聞いてみて、改めてメトロエンジンって言うAI分析ツールが物凄く進化していたので 今回ご紹介させて頂きます!
今後 メトロエンジンのようなAIや最近テクノロジーを使った分析ツールが、宿にとっていかに大事になって来るか?
そして改めてどんなツールなのか?
それを何回かに分けて、出来るだけ分かりやすくご説明したいと思います。
今後、分析ツールを活用した方が良いと思う理由とは?
今、都心ではホテルの建設ラッシュに湧いております。
そして簡易宿泊所(ゲストハウス、ホステルなど)や、ほぼ無人で運営出来る民泊施設の増加。
それに反して、これから来るであろう人口減少による宿泊施設の人材不足問題…。
こうなって来ると、近隣のホテル・旅館の販売価格やレビュー・売れ行き、周辺のイベント情報やホテルの建設予定の情報・天気予報など、知りたい情報を調べる場合に手動で収集すると言った行為は かなり時間がかかってしまう行為と言えるでしょう。
そうなると、レベニューマネージメントまで手が回らなくなるのは必然ですよね?
【レベニューマネージメントとは?】
需要を予測して収入(レベニュー)の最大化を目ざし、適切な販売管理を行うこと。
それに今まで「値付け(料金設定)」は、おおよそ過去データを元にしていたり、支配人など決定権のある方の人力による”カン”で設定していたのが一般的でした。
これからの時代、今までのこのやり方でうまく当てはまるでしょうか?
実は日本で増えつつある自然災害も、AIを使えばある程度の被害予測がたてられるのです。
なのでただ闇雲に料金設定を人力でするのでは無く、これから起こりうる情報・未来予測をAIを使っていかに早く知れるかが これから重要になって来ます。
過去に起きた出来事や情報・自然災害等は ある程度の予測がつくかも知れませんが、株と一緒で未来にはほぼ当てはまりませんよね?
そんな時メトロエンジンのようなAIを使った分析ツールのテクノロジーによって、未来予測やデータを効率的かつカンタンに収集!
それを元に料金を柔軟に変動させて、利益最大化を目指してみてはいかがでしょうか?
さいごに
ボクも今 AIやロボットについて改めて勉強しているのですが、触覚(しょっかく)もテクノロジーで実装してコントロール出来るようになる時代が、もう目の前に迫って来ているのでは無いかと感じております。
更にロボットハンド(手)が世に出れば、かなりの職業がAIやロボットに奪われる事でしょう。
ちなみに現時点でボクの理想としては、「くら寿司」のようなIot技術を導入・実装して、「半テクノロジー・半人力」ぐらいがホテル・旅館経営の理想と思ったりします。
くら寿司の場合、アプリによる席の予約、お寿司の注文は備え付けのタブレットデバイス、お皿の片付けなどもテーブルに設置されていたりと、既にある程度オートメーション化されていますからね。
ただボクは、全てをAIやロボットに頼れば…とは思っていません。
最終決定権はあくまで人間でいて欲しいです。
なので話は戻りますが、最新テクノロジーによるAIの分析ならびにツールの活用による、今まで人力で行っていた作業時短が宿泊施設においてどれだけ大事か?
今回、数回に分けてメトロエンジンの機能や活用方法を例にご紹介出来たらと思います。
(多分つづく)
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