ただしプライバシー保護や盗聴対策は絶対条件
コレがあるとフロントとのやり取りが楽になりそうです!
ホテル業界に特化したスマートスピーカーのAlexa(アレクサ)と言ったトコロでしょうか?
Amazonがホテルのサービス用にカスタマイズされている「Alexa for Hospitality」の提供開始を発表しました!
【Alexa for Hospitalityとは?】
Alexa for Hospitalityは「Echo」機器に内蔵されております。
機能面では家庭で使われるAlexaとほぼ同じだが、ホテルのサービス用にカスタマイズされている点が異なります。
宿泊客はAlexaに対して、ルームサービスの注文、スパの予約、客室清掃の依頼、道案内、客室での音楽再生などを指示することが出来ます。
コレ便利そうだなーって感じたのは、なんと言っても多言語対応出来ている事ですね。
なのでインバウンドにも非常に有効だと思います。
それに海外に行った時、「Alexa for Hospitality」がフロントにも客室にもあれば、片言でホテルスタッフとやり取りをしなくて済むのは有り難いかも?
そして日本の観光産業・観光事情もこれから高齢化して行くので、ドンドン導入されると良いのかなって感じました。
気になるのはセキュリティとプライバシー問題
このイノベーション自体はとても良い事なののですが、一番の気になるのはやっぱりプライバシーでしょう。
5月にこんなニュースがありました。
「アマゾンEcho、会話を盗聴して録音データを送信?」
https://www.businessinsider.jp/post-168161
コレに対してAmazonのスマートホーム担当のデバイスプレジデントよると、プライバシーについては Alexaとのやり取りや応答の音声記録にホテルがアクセスする事は出来ず、それらの記録は毎日消去されるとの事です。
…ホントでしょうか?
まぁ盗聴が怖いと思いつつも、スマホを持ってる時点でアレですけどね。。(苦笑)
スマホやPCなどのデジタルデバイスに触れなくても良いと言う事
スマートスピーカーの一番の利点は「ノークリック」「ノータップ」でしょう。
「Alexa、7:00に起こして」とか
「Alexa、8:00に朝食持って来て」などなど。
ホテルの部屋ごとにコンシェルジュがいるみたいな感覚になりそうです。
あとあれこれフロントに聞きたい事・頼みたい事が「Alexa for Hospitality」で解決出来るのであれば、お互いハッピーです。
特に夜中とかにフロントに聞きたい事があるけれど、どうしようかな…とか、そこへの障壁は低くなります。
でもそうなると、単純にタッチパネルで各種サービスメニューを選択する方がやっぱり便利かな??
まとめ
色々考えた結果、どうしてもプライバシーが気になる方もいると思いますので、客室に100%Alexa常設は まだちょっとハードルが高いのかも知れませんね。
それに使う側が慣れていないって事もあります。
なので宿泊施設チェックイン時に Alexaかタブレット、昨日Blogで紹介したhandyのようなデバイスを選択出来るようにしてあげた方が親切かも?
でも今後どの業界でも必ず人手不足になりますので、こう言うデバイスでうまくカバー出来ると良いでしょうね。
さいごに。
Blogタイトルにも書きましたが、Amazonが独自のホテルを作る日も近いのかなって思ったりしました。
・Amazon Goのようにチェックイン・アウトでキャッシュレス
・宿泊施設内に無人コンビニAmazon Go併設
・全客室に Amazon Keyのようなスマートロック、AlexaとKindle、Fire TV常設
・ルームサービスはAmazon Dash、Amazon Keyで勝手にお届け
などなど…Amazonであれば色々出来そうなので、ちょっと怖いぐらい便利なホテルが出来るかな〜?(笑)
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