Relux、中国との連携がどう出るか?
先日Blogでも書きましたが、高級宿泊予約サイト「Relux」運営のLoco Partnersは、KDDIの子会社となりました。
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その「Relux(リラックス)」の勢いが止まりません!
もっと早めにBlogに書こうとは思っていたのですが、「Relux」は2月1日に 中国の民泊仲介サイト「tujia(途家)」と予約業務における提携に合意したことを発表しました。
【途家(トゥージァ)とは?】
個人間の空室賃貸仲介サイトを運営する中国発の民泊仲介サイトです。
現地政府や不動産企業、旅行予約サイト、空港や現地代理店等と連携し民泊、ホテル双方に力を入れています。
現在店頭予約のほか、携帯アプリ、SNS、電話、webから予約が可能で、アプリダウンロード数は1億件以上、幅広く普及。
24時間(年中無休)のカスタマーサービスや部屋サービスも充実。
主に中国本土からってなると、湯布院ではまだそんなに中国からの個人旅行の動きは鈍いですけどねー。
今回、Reluxが顧客向けに採用している宿泊予約エンジンと同じ技術プラットフォームをtujiaに提供することで、Relux宿泊施設のうちおよそ700の旅館がtujiaに掲載される事となりました。
Relux、目の付け所が素敵です!
世界各国の 勢いのあるOTA(宿泊予約サイト)と在庫連携すれば、それだけチャンスは広がりますからね。
既にtujiaのアプリダウンロード数は約1億5000万件!
もう中国は、数が圧倒的です!
既に日本人の人口を超える人がダウンロードしてますので。
現在tujiaは 中国を中心に世界67ヵ国1089都市にサービスを展開しており、ユーザーはReluxに掲載された宿泊施設や宿泊プランの検索と予約が可能になります。
tujiaとの提携により 中国を中心としたユーザーに日本全国の旅館を紹介し、訪日旅行事業の拡大強化を図る模様です。
まとめ
では最後に個人的に気になった点をあげますね。
「tujia(途家)」が香港・台湾辺りで認知されているか?
ユーザーが予約した場合、航空チケットはどうするのか?
そして民泊サイトの掲載と、一流ホテル・旅館のReluxとのミスマッチが起きないか?
この辺りが気になるトコロかな?
まぁその辺りも熟知しての提携だとは思いますが…
Reluxの動きもありましたが、ボクはここ2・3年で宿泊予約サイトの勢力図が一変してしまうんじゃないかと見ています。
それは、未来を見据えてちゃんと行動や発信、情報収集をしっかりしている人にしか分からないと思います。
一ヶ月先も何が起こるか分からない時代です。
でもボクは常に「宿泊」と言うモノが、ただ寝て泊まるだけって言う体験にとどまらず、もっとエンターテイメント性を含んだモノになって欲しいと思うし、今後そうなって行くのではないかな?
出張やビジネス利用はまた別ですが、宿泊施設は今までの常識に囚われない素敵な体験が出来る場所の一つとして、発信次第でまだまだビジネスチャンスは広がりそうな予感がします。
関連リンク
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