なので会社(宿)は、旅行しやすい環境作りやの空気感が必要と感じる
先日 某旅館の方と打ち合わせした時、「旧正月周辺は思った以上に外国人が多く、お休み無しですよ」って言われて、ボクはドキッとしました。
なぜなら実は以前、ボクも宿泊業は休みなしで働く事が当たり前と捉えていた人だったんからなんです。
正確に言うと、埋まっていない日に休むのが当然のような感じかな?
当たり前ですが、これでは前もって予定なんか立てられません。
小さい頃、サラリーマンだった父母は仕事に明け暮れる毎日。
そんな背中を見て育って来たので、自分も旅館に勤めていた時は「仕事とはそう言うモノ」って感じでしたね。
でもやはり、家族や子供を授かった時に「旅館に勤めてコレではイカン」って感じるように…。
なのでいらぬお世話かも知れませんが、その方に「倒れない様にうまく休んでくださいね」とお伝えしました。
だって旅館でお客様をおもてなしする側の人は、実際に色んな宿のおもてなしを受けたり。
公共の移動手段のチケットを予約・実際に利用したりした方が、遠方から宿泊に来られる方の気持ちも分かるのでは無いかなって思うんです。
飛行機の窓から見える朝焼けはインターネットには載っているかも知れませんが、実際の景色は飛行機に乗った人にしか分かりませんからね。
経営者もスタッフも「旅」をした方がいい。 お客さんの気持ちが分かるから。
例えば 野球選手が野球をいっぱいすれば成長するように、宿泊業に従事している人も いっぱい宿泊した方が良いと思っています。
どっちかと言うと、宿泊と言うよりか旅かな?
それに旅は 見た事や体験した事がない場面に触れる事も多く、移動距離に比例して感性が磨かれると思います。
そのためにはやっぱり経営者が労働環境整えてお休みが取れるように、賃金を上げることが大事になってきます。
休みが少ない上に 拘束時間が長いのが当たり前的な感じの宿泊業界ですが、これを今まで「そう言うモノ」ってして来たツケが、今の人手不足にも繋がっていると言わざるを得ません。
それに宿の人自体が旅に出れば 国内旅行ももっと盛り上がるし、サービスの質も上がっていくような気もします。
観光産業で働く人ほど旅に出ないと…そう思いませんか?
宿泊業界の方は多分旅行好きの方が多いと思うので、たまには旅行に行けるぐらいの心の余裕が持てると良いですね。
そんな事を思いつつ…ボクも今から家族と旅行を楽しんで来ます!
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