ちょっとパソコンが詳しいだけでWEBの担当者になる業界だったりする
ボクのBlogを見ている大半の人は、何かしらホテル・旅館のWEB販売に携わっている方だと思います。
ではこの仕事をやりたくてやっている人は良いのですが…みんながみんなそうじゃないのかなって思う。
でも最初のキッカケって「ちょっとパソコンが触れるから」とかで、いきなり任命される事もしばしば。(どの業界もそうなのかも)
ボクも10年前 旅館で働いてましたけど、パソコン作業はほぼノータッチでした。
でも限られた人員だったのでやむなく触ってましたが、最初は恐る恐るじゃらんnetの在庫を減らしたり、画像・プランの登録ぐらいかな。
ちなみにこの作業は全然好きではなく、時間もかかるしとても苦痛でしたね。
しかも最近はWEB担当者の仕事はやる事多過ぎて大変なんです。
宿泊予約サイトの乱立・サイトコントローラーやホテルシステム(PMS)の存在も無視出来ないですし、もちろん旅館では仕事の兼任が当たり前ですから、空いた時間にゆっくり腰を据えてWEB販売の操作をしようって言う事もそうそう出来ません。
ホテルや旅館のWEB販売のノウハウを、学校教育で是非教えて欲しい
それに宿泊のWEB販売の世界って、各サイトのイベントなどに行かなければ 結構横の繋がりが希薄だったりします。
隣の旅館やホテルが何をしているか?今でこそSNSがありますけれど、一昔前では割りと孤独な作業が多かったのが実状です。
そこでボクが提唱したいのが、ホテル・観光の専門学校でも良いのですが、高校の時でも宿泊に関するWEB販売の知識をしっかり学べる場があったら良いのにな〜っていつも思います。
例えば業界用語一つとってもそうです。結構難しい言葉が多いですから。
[blogcard url=”https://kawashimablog.com/yufuin/?p=7520″]
もちろん、宿泊予約サイトの知識、サイトコントローラー、レベニューマネジメントなどもそうです。
この宿泊の知識をしっかり学べる場に、各OTAの担当者さんが協力してくれたら最強です!
ホテルや旅館の二代目や、女将候補の方々など。
これだけ全国に宿泊施設がある訳ですから、しっかりと将来を見据えている方に向けて 実践で使えるノウハウを教える学校があっても面白いのかなって思いますね。
そして経営者は意識から変えていかないといけない
スマホが普及sいて、今でこそ Booking.comの施設向けスマホアプリ「Pulse for Accommodation Partners」があったり、あとはスマホ対応しているじゃらんnetや楽天トラベルの管理画面などがありますが、まだまだパソコンでのコントロールがホテル・旅館では一般的です。
[blogcard url=”https://itunes.apple.com/jp/app/pulse-for-accommodation-partners/id992795726?mt=8″]
なので 現在学生の方で宿泊業界に飛び込もうと言う人は、スマホよりもやっぱりパソコンに触れる事に慣れてないと行けないと思うんですよね。
あと経営者の方もお客様が喜んでくれるような仕組み、WEB担当者が必要とするシステムなど、テクニックはともかく やっぱりホテル・旅館の経営者も少なからずWEBの知識を持っていた方が絶対良いと思います。
そして宿泊のWEB担当者のポジションを疎かにするのでは無く、ちゃんと「職業」として確立して欲しいですね。
そうなれば、日本の宿泊業界は更によくなるんじゃないかなって思います。
最新記事 by 川嶋 雄司 (全て見る)
- 自社予約フォーム「予約番」丨「コンテンツアシスタント機能」が無償提供期間を延長し、当面の間無償へ - 2024年11月21日
- ANA丨Ctripに旗艦店(きかんてん)を正式に開設! - 2024年11月20日
- 過去に撮影&登録した画像サイズが小さくてサイト登録にお困りの方へ - 2024年11月19日