少しお金を払っても、良いサービス・お得な価格で宿泊したい層向けのOTAとなります
ズルズルと続くコロナ禍でGo Toや自治体のクーポンが使えず、各OTAのSALE企画やクーポン・ポイント等の値引き合戦が日に日に過熱しておりますね。
宿泊施設側も、こんな状況ですのでなんとなくやらざるを得ない感じだったりしてませんか?
そんな時だからこそ、オランダ発サブスク型のOTA「Bidroom(https://bidroom.com/)」(ビッドルーム)をご紹介したいと思います。
なんとコチラはホテル側から一切の予約手数料を徴収していない、コミッション0円のOTAになります!
【Bidroomとは?】
オランダに拠点を構えるオンライン旅行代理店(OTA)です。
従来のOTAが収益源としてきた ホテル側から一切の予約手数料を徴収していない代わりに、利用者は毎月3ユーロ(約360円)を支払います。
確かに。
今までの一般的なOTAでは、10~25%とも言われる高い手数料が収益を圧迫しておりました。
なのですが、Bidroomはマネタイズの向き先をtoB(宿泊施設)からtoC(宿泊ユーザー)に転換した訳です。
なるほど、これだと宿泊施設に手数料が発生しませんね。
ではBidroomの詳細を改めてチェックしてみましょう!
Bidroom 概要
OTAと契約されて来られた宿泊施設は、今までさんざん予約手数料を払われて来られたかと思います。
でもBidroomは予約手数料自体がありませんので、宿泊施設側とのお金のやり取りは全く無いと言うキャッシュフローになります。
ではどうやって収益を上げているかと言いますと、手数料の代わりに Bidroomは旅行者に対して…
・月額(3ユーロ:約360円)
・年額(29ユーロ:約3,500円)
・無期限(99ユーロ:約1万2,000円)
と言ったプランで定額課金(サブスク)しております、
なんだかアマゾンプライムやNetflixの旅行バージョンみたいですね。
なおメリットとして、ユーザーは今まで様々なサイトで予約していたトコロをBidroomに絞る事で ホテルの宿泊料を最大で25%割引で利用できる事も!
さらに 1年に数回程度利用すれば元が取れる計算になりますので、色んなサイトを時間をかけて横断検索せずにBidroomだけで事足りるって事になるかな?
そして宿泊施設側は Bidroomに対し手数料を払わなくていいので、その分ユーザーの支払いを柔軟にディスカウントする事も自由に出来そうですね。
しかも別にオフィシャルの公式サイトの価格も特に下げなくてよいので、ブランドを毀損(きそん)する事も無さそうです。
さいごに
Bidroomはこれまで「どこで予約しても同じ」と感じていたユーザーを 最安値で囲い込む事が出来ます。
そして予約手数料は0円ですので 宿泊施設にとってはかなり有り難い事ですし そうして行く事で最終的にはBidroomの収益が上がるビジネスモデルとなっております。
まさに三方良しじゃないかな?
なので今後 Bidroomのような手数料のかからない。
かつユーザーは最安値で利用出来るようなモデルのオンラインサービスが日本でも色々と出てくると良いでしょうね。
(リゾートクラブや福利厚生サービスと構造が似てますね)
だって、宿泊施設あってのOTAなのですから。
今後このようなビジネスが広がる事を祈っています。
【参考記事はコチラ】
https://www.sbbit.jp/article/cont1/37584
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