注意すべきは今回も既存予約が対象外と言う事
支援策の割引率・枠組みはそのまま維持へ
既にご存知の方も多いかとは思われますが 観光庁は2023年3月9日、国内観光の活性化を目的とした「全国旅行支援」が4月以降〜初夏まで継続する方針であることを明らかにしました。
「全国旅行支援」大型連休期間中を除き 新年度も実施へ 政府 #nhk_news https://t.co/wiCz0W7OG5
— NHKニュース (@nhk_news) March 9, 2023
必要な予算は国から都道府県に割り当てられておりますが、予算にまだ余裕があることから 新年度以降も予算が続く範囲で全国旅行支援が続けられるようです。
【全国旅行支援とは?】
日本政府が実施する全国を対象とした観光需要喚起策です。
それにしても「初夏」っていつだっけ?って思いませんでしたか?
【「初夏」とは?】
初夏(しょか)は旧暦の夏の始まりの一か月。
現在の暦では5月初旬から6月初旬を表します。
かなりアバウトだなぁ(苦笑)
が…なんとなく延長の方針で国が動いている以上 現時点において今回観光庁から発表された全国旅行支援の延長分の詳細をチェックしてみましょう。
2023年4月以降「全国旅行支援」の延長に関して(割引率は現行と同様の方針)
・期間:多くの都道府県で実施され、初夏(おそらく6〜7月頃)まで延長される可能性が高い
※GWの4月29日〜5月7日は除外
・割引率:旅行代金20%OFF
・割引上限:交通付き宿泊 5,000円OFF、それ以外 3,000円OFF
・クーポン:平日 2,000円分、休日 1,000円分(主に電子クーポン)
・既存予約:対象外(「あとから割引」適用外)
2023年4月以降「全国旅行支援」利用条件(※勝手に予想)
・免許証などの本人確認書類の提出(※多分)
・ワクチン3回接種証明書、またはPCR検査(※きっと)
・抗原定量検査(検体採取日+3日)
・抗原定性検査(検体再採取日+ 1 日)の陰性証明書が条件
※本当は旅行者も宿泊施設も「陰性証明書」の確認にかなり負担がかかるのでもう必要ないとは思うのですが、おそらく現行と一緒なんじゃないかなと勝手に想像しております
さいごに
今回の発表を聞いて、経営者は良いのでしょうけれど 宿泊施設の現場はまるで「終わりのないマラソン」のような状態になっていると感じます。
ボクもマラソンやっているから分かるのですが、ゴールが決まっているから10km・20km走れる訳で。
走り終わりそうになる度に、ゴールをじわーっとズラされる事ほど辛いモノはありません。
それにいつも思うのですが、繰越予算があるなら他の事業に使えないモノなのでしょうか?
この国の未来のために、少子化対策や子供の育児・教育に投資した方が個人的には良いのではって思いますけどね。
(あとは宿泊施設のDX化対応・修理や補修などの費用に)
あとボチボチ世間的にはマスクを取ったりインバウンド回帰で、支援策が無くても旅行業界はもう良いんじゃないかな?
それにいつかは無くなる予算ですので、ダラダラ延長するよりもそろそろ支援策がなくても今後の事・自力で出来る事を考えていかなくてはいけないなって感じました。
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