インバウンドの動向を知る上で各国の注目度合いを要チェックです
AIチャットボット「talkappi(https://talkappi.com/)」がインバウンドに関して、ここ一ヶ月の動向をリサーチされておりましたのでチェックしてみましょう。
観光分野のDXを推進する株式会社アクティバリューズが提供するAI活用のCX(顧客体験)プラットフォーム『talkappi(トーカッピ)』への問合せデータを元に、外国人の訪日意欲の分析結果が公表されました!
【「talkappi(トーカッピ)」とは?】
AI活用の顧客体験プラットフォーム『talkappi』は、標準で日本語を含む5言語、最大109言語に対応。導入先施設の公式HPに加えて、公式アプリ、LINE公式アカウント、Facebookページ、WeChat公式アカウントなど様々な顧客チャンネルと連携し、下記の機能を備えております。
- AIチャットボットによる問合せの自動応答
- チャットで完結できる予約・販売
- チャットボットのデータよりFAQページを自動生成
- セグメント別プロモーション配信
- アンケート実施、クーポン発行
- イベントや館内サービスなどの予約・申込
『talkappi』は ホテル・旅館を中心に国内450施設以上に導入されていますので、今回『talkappi』へ寄せられたデータを元に詳細を見て参りましょう。
調査分析の背景
10月11日から適用された入国制限の緩和(水際対策措置)に伴い、訪日観光の存在感が再び大きくなってきました。
『talkappi』は宿泊施設向けのCX(顧客体験)プラットフォームとして、施設の公式HPやFacebookページ、LINE公式アカウント、公式アプリなど様々なチャンネルで世界中の旅行者からの多言語の問合せ対応を一元管理し、AI技術を活用して問合せや予約などの効率化、自動化に取り組んでおります。
特に旅マエの宿泊施設への問合せは旅行検討の最終段階であることを示し、訪日観光客の意欲を図る指標として有用であると判断し、本調査・分析を公表するにいたりました。
データは、2021年の8月、9月、10月と2022年の8月、9月、10月の期間で、全期間で『talkappi』を利用している日本国内のホテル・旅館の計200施設を対象にし、公式HP等を導線とした『talkappi』への問合せをした新規ユーザー数と、IPアドレスに紐づく国・地域、SNSのプロフィールに設定した国・地域をベースにしております。
※『talkappi』は日本語、英語、韓国語、中国語繁體字、中国語簡体字に対応しており、ユーザーのブラウザの言語設定に対応した言語で表示をする仕様で、訪日外国人の90%の言語をカバーしております。
海外全体では前年同月の8倍!
2021年と2022年の8月〜10月に『talkappi』へ問合せをした海外からの新規ユーザー数です(全89国・地域)
2021年は前月比で120%前後で逓増し、2022年の9月は168%と大きく伸びましたが、2022年の10月には310%とさらに飛躍しました!
前年同月比では826%となります。
これまでも段階的な規制緩和がありましたが、10月の緩和の影響がいかに大きかったかを表しています。
東アジア・東南アジアからの訪日実現はもうすぐ!
上位の国・地域についても、2022年10月の前年同月と同年前月で比較しました。
細分化によりn数が減り、『talkappi』の導入施設によるばらつきは見られるものの、国・地域の順位は2019年の訪日外国人とほぼ同様となっております。
共通する点として、東アジアと東南アジアは平均を大きく上回る伸びを見せております。同時にこれらの国・地域は近隣であることから、旅行計画から実施までの検討期間が短い傾向にあり、早期に訪日が実現することが期待できます。
なお、中国については出国制限の影響もあり、伸びはあるものの圏外となっております。
国・地域別の新規ユーザー数(全89国・地域のうち、1位〜10位)
国・地域別の新規ユーザー数(全89国・地域のうち、11位〜20位)
[talkappi プレスリリース参照]
さいごに
こうやってデータを見てみるとアジア圏からの注目度は一気に高まっておりますね!
もちろんそれ以外の国からも…ですが。
ある程度インバウンドも取り込みたいとお考えの方は『talkappi』のような多言語対応ツールにも注目したいトコロです。
なお『talkappi』はコロナの状況の中でも利用者数は順調に伸びており、11月11日現在ユニークユーザー数は625万人、旅行者からの問合せ件数は7500万に達しました。
これまでは問い合わせデータから旅行者のセグメントを自動抽出し、宿泊施設のマーケティングに提供してきましたが、今回のように旅行者のリアルな質問から旅行者の傾向分析などにも活用可能になっております。
今後、宿泊施設に寄せられた国ごとの旅行者の関心ごとなども発表予定のようですので、今後のデータ分析発表も参考・注目したいトコロですね。
多言語AIチャットボット「talkappi」が、新型コロナウイルス対応に取り組む宿泊・観光施設での「安心の見える化」を応援するため、多言語説明つきのピクトグラムを自主製作し、無償提供されました!
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) May 8, 2020
WEBで、宿泊施設の館内で。
ダウンロードして使ってみてくださいね。https://t.co/X0wGO63yj5
今回のデータ開示もそうですが『talkappi』はコロナ禍において 多言語説明つきのピクトグラムを自主製作し、無償提供して来ました。
いよいよ鎖国解禁により『talkappi』のようなツールを活用する日も近そうです。
【talkappi(トーカッピ)ホームページ】
https://talkappi.com/
【talkappi(トーカッピ)関連の記事一覧はコチラ】
https://kawashimablog.com/?cat=3153
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※もちろんSNSのDM等でも結構です。
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