宿泊施設の理想はリードタイムの長い予約をいかに受け付けられるか?と言えます
前回の「オンハンド」の続きです。
【知ってて得するホテルの業界用語】「オンハンド(On Hand)」って聞いた事あるけれど、結局はどんな意味? https://t.co/dzNY7q13jE
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) May 8, 2022
今回はホテルの「リードタイム」について、改めて調べてみましょう!
【ホテルでの「リードタイム(lead time)」とは?】
ホテル側が意識する言葉で、利用客から予約を受けた日から、その利用客がチェックインするまでの日数の事を言います。
ホテル業界では、予約日~実際に宿泊する日までの日数を「リードタイム」と言います。
なので、昨日予約して本日宿泊ならリードタイムは「1日」になります。
ですので「リードタイム90日」と言うと”チェックインの90日前に予約した”と言う事になります。
※ちなみに直近の予約を「リードタイムが短い」と言い、先々の予約が入ると「リードタイムが長い」と言われてます。
今コロナ禍でリードタイムがどんどん短くなってますからね…。
イコール 直近の予約が増えていると言う事で、中々先々の予定が組みづらかったり、小出し小出しで延長している県民割の影響と言えます。
では詳細をチェックです!
リードタイムを調べてみた
このリードタイムなのですが、個人利用・団体利用、ビジネス客・レジャー客、国内・海外と言った お客様の種類によって傾向がかなり異なると言えます。
例えば、休暇を満喫することを目的とするリゾートホテルでは リードタイムは長くなる傾向があり、3〜4ヶ月になります。
※新婚旅行とかは結構早めにホテルを押さえますからね。
一方、出張を目的とするビジネスホテルではリードタイムは短くなる傾向があり、2週間〜当日になるのです。
また日本人観光客よりも訪日外国人観光客のほうがリードタイムは長く、また宿泊日数も長い傾向があります。
さいごに
ですので平均リードタイムをチェックする事で、今後も予約が伸びるかどうかの判断材料となる事でしょう。
宿泊施設としても、直近のご予約よりもリードタイムの長い 先々予約が埋まっている状態の方が有難いですよね?
そうやってリードタイムの長いご予約をしてくれるようなお客様は、宿泊施設としても優良顧客と言えるかも?
コレを機に「早割プラン」なども有効に使って販売されるのも良いでしょうね!
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