Go Toキャンペーン

Go To トラベル丨本来の観光需要の回復という目的に照らし、1回の旅行での割引支援を7泊までに泊数制限される事に

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11月17日0時以降の予約・販売分から適用。
謎ルールが増えて、宿泊施設の現場は より複雑で面倒に。

電子クーポンの詐欺被害対策だったりもするのかな?


【独自】制度の「盲点」つかれた…「GoTo」宿泊無断キャンセル、クーポン狙いか
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201030-OYT1T50088/


今回の電子クーポンの仕組みですと、抜け道や不正はどうしても起きてしまいますモンね。。



この影響や、前回の記事でビジネス利用を控えて欲しいと言う狙いだと思うのですが、観光庁は10月30日。
Go Toトラベル事業において「1回の旅行で7泊まで」を支援の対象とするルールを新たに導入すると発表しました。

Go To キャンペーンとは?】
国内における観光などの需要を喚起して、新型コロナウイルス感染症の流行と、その流行による緊急事態宣言に伴う外出自粛と休業要請で疲弊した景気・経済を再興させることを目的とした、日本在住者の国内を対象とする日本政府による経済政策である。


まず最初に「7泊までじゃなくて7連泊までに」って事で合っているのかな?
7泊と7連泊ではだいぶ違いますからね。

なおGo Toトラベルの多少の見直しや手直し。
制度に合わない宿泊や不正の対策を講じたい気持ちは分かりますが…「1回の旅行で7泊まで」
の根拠がちょっとフワフワし過ぎて、なんだかなぁって感じましたが。


なお電子クーポンの不正利用の対策としては…

・宿泊施設側「電子クーポンを発行するサイト(一休・Yahoo!トラベル・るるぶ等)の販売は”事前決済のみ”にする」
・システム側(要望)「電子クーポンは翌日からしか利用出来なくする」


こんな感じで対応して頂ければ防げるかと思います。

ではお国の方針で 11月17日0時以降の予約・販売分から適用されるようですので、その詳細をチェックしましょう。

1回の旅行で7泊までの根拠とは?

この度のGo Toトラベルでは 今までビジネス目的の利用が多かったらしく、8泊以上の観光目的での宿泊がごく少数であるという実態が確認された事や 本来の”観光需要の回復”と言う目的に照らし、泊数の制限を導入。

また、対象となる旅行商品についての基準を明確化し、ビジネス目的の旅行を控えるように方向修正を図る事になったようです。

※今後法人向けの出張手配サイトでは、割引の適用除外などの利用制限が行なわれる事になります。


いやはや。旅行者には出来るだけロングステイして貰って、いっぱい旅行&消費して貰った方が良いかと思っちゃいますけれど…限られた予算の中でって事も多少はあるのかも知れません。

さいごに

こうやって後出しジャンケンで何度も変更・修正されるGo Toトラベルのルールに、宿泊施設や宿泊予約しようとする旅行者はもちろん、OTAの方達も何が正しいのか?
どうしても振り回されてしまいますね?


正直7泊以下の宿泊に分けて予約したらいいだけで、なんの歯止めにもならないと思いますし 現場の手間が増えるだけのような気がします。

それになんだか複雑で 意味も根拠もない方針に、宿泊施設の現場は益々疲弊してしまうのでは無いかな。

「シンプルかつ分かりやすい制度設計を」

改めて宿泊施設の現場の手間を減らしつつ、感染症対策をしながら観光需要の回復を図れるようになればと願うばかりです。



【Go Toキャンペーン関連の記事はコチラ】
https://kawashimablog.com/yufuin/?cat=2933

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川嶋 雄司

代表取締役(株)旅月
1975年生、福井県高浜町出身。21歳の時 九州〜福井を自転車旅行した際、大分県湯布院町が気に入りそのまま移住。現在は大分県国東市在住。 大分県を中心に 山形・千葉・長野・大阪・広島・佐賀・熊本など、全国各地の旅館やホテルのネット集客のコンサル・WEB集客のサポートを展開中。 特にサイトコントローラー(手間いらず.NET・ねっぱん!++・TL-リンカーン)に重きを置き、現在国内外の宿泊予約サイト・自社ブッキングエンジンを使い多角販売をサポート。 以前旅館で勤めていた経験を活かして 宿泊施設様のお悩みや痒い所にお応えし、旅館・ホテルの売り上げUPに繋げております。

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