5月1日からシステムメンテナンスが継続されており、WEBサイトはCLOSE。本社はもぬけの殻で逃亡か。
自社ホームページの予約エンジンの事前決済で、「J-リザーブ(http://www.j-reserve.jp/)」をご利用の方へ。
コレは最悪、焦げ付き(踏み倒し)が出るのでは無いかと思います。
まずはTRAICYさんのコチラの記事をチェックしましょう。
↓ ↓ ↓
J-リザーブ、破産手続き開始決定 宿泊施設に決済システム提供、経営打撃に追い打ち
https://www.traicy.com/posts/20200519160283/
コレがどう言う事かとカンタンに言いますと、宿泊施設向けに決済システムを提供する中堅会社の「J-リザーブ」は、東京地方裁判所に破産手続きの開始を5月12日に申し立て、受理されたと言う事になります。
なお負債は債権者約170名に対し、約1億5000万円にも及びます。。
【J-リザーブとは?】
2008年4月に設立。
J-リザーブの決済代行サービスは、手間いらず株式会社が提供している自社予約エンジンの「手間なし」やダイナテック株式会社の「ダイレクトイン」、株式会社キャディッシュの「予約番」などの自社予約エンジンの決済まわりで接続していました。
「J-リザーブ」は決済手数料率が低い事から、少なくとも100を超える施設が使用していたとみられますが、実は決済サービス自体は2020年5月1日から既に停止しているんですよね。
なお、自社ホームページ用の予約エンジンで「J-リザーブ」の決済サービスを利用している企業一覧もチェックしておきましょう。
・手間いらず株式会社:「手間なし」←サイトコントローラーの方では無く、予約エンジンの方です
・株式会社キャディッシュ:「予約番」
・ダイナテック株式会社:「 ダイレクトイン」
・株式会社ナバック:「リザーブゲート」
・福井コンピュータ株式会社:「てなわん」
自身の宿の決済まわりで「J-リザーブ」を使っていなかったか?
念の為に自社の事前決済サービスを確認しておきましょう。
J-リザーブ概要
J-リザーブは、2008年4月に設立。
資本額は1億6,300万円です。
改めて、J-リザーブの決済代行サービスは 誤解を招くかもですが、サイトコントローラーの手間いらず.NET自体には決済システムが連携していないので全く関係は無く。
(ココ、勘違いしないように)
手間いらず株式会社が提供している予約エンジン「手間なし」の事前決済サービスとして、J-リザーブと連携しておりました。
大きな問題はそれ以外の、特に国内大手の自社予約エンジン2社でしょう。
・ダイナテック株式会社:「 ダイレクトイン」
※ちなみに「ダイレクトイン」に関しては、約20件ほど「J-リザーブ」のシステムを使用されていた施設があったようです。
・株式会社キャディッシュ:「予約番」
かなりの痛手が予想されるのは予約番ですかね。。
それでも今後、宿泊予約時に事前決済を導入したい場合。
「J-リザーブ」以外でしたら、今のトコロ大手の「JTB Book & Pay」か「ホテペイ」がオススメでしょう。
その他、こう言った被害を防ぐ個人的な予防策として…
・宿泊の際は当分の間、現地決済にする。
・あまり先の事前決済予約は避ける。
・予約後も施設や旅行会社などの状態をホームページやSNS等でマメにチェックする。
以上、宿泊予約をお考えの方は参考にされてください。
さいごに
今回の一件で問題なのは 決済会社が破綻しても、銀行と違って一切の保証が無い事です。
これにより、日本のキャッシュレス不審に拍車が掛かるかも知れません。
だって今回の件は、宿泊予約しようとしている方にとっても「事前決済はヤバい」って言う事になりかねませんよね?
せっかくこのコロナ時期に、「未来に泊まれる宿泊券」や「未来の宿泊チケット」などで将来の宿泊予約を事前に頂けるサービスも色々と出て来たところなのですが。
ホテルや旅館は大丈夫でも、「J-リザーブ」のように事前決済してる会社側がトンズラしたらアウトなのです。
「J-リザーブ(http://www.j-reserve.jp/)」のホームページは今、こんな感じ…(涙)
コレにより「事前決済は怖い」とならなければ良いのですが。
こんな事が今後起きない事を切に願っております。
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