メリット・デメリットを改めて調べてみました
まず最初に、今日は答えのない記事を書きます。
コチラのBlogを見ている人は必ずぶち当たる壁だとは思うのですが…自社ホームページの予約フォームって何を使われていますか?
一昔前に比べてて今は色々なサービスが増えました。
有料のモノで言うと、予約番・予約プロ・ダイレクトインなどなど…。それぞれに使いやすさや特徴があります。
なのでコレを使ったら正解とかは特にありません。
ちなみにボクのBlogは 割と小規模の宿泊施設の方がご覧になられてたりしますので、今日は じゃらんnet(リクルートライフスタイル)が無料で提供している、自社ホームページの予約システム「ホームページダイレクト(hpds)」について書いてみたいと思います!
【ホームページダイレクト(hpds)とは?】
じゃらんnetが無料で提供している自社ホームページ用の宿泊予約システムの事です。
特徴としては、じゃらんnetと同じ料金・在庫を使用しているので、余計なプラン作成や料金設定などの管理の手間が省けます。
在庫さえ連動していれば、自社ホームページ専用のプランも作成出来ます!
※R-withはコレ(自社HP専用プラン)が作成出来ません。
なお、楽天トラベルが無料提供している「R-with」と似ているようで似ていない部分も多かったりします。(R-withの事は明日書きます)
結論から言うと「小規模施設・日本人向け」かな〜?って勝手に思ったり。だって無料にしては多機能ですし、カスタマーも使いやすいからですね。
では今回は ホームページダイレクトを導入する時のメリット・デメリットを書いてみましたので、有料のモノやR-withと比較してみてくださいね。
ホームページダイレクトのメリット
- 現地決済の場合、手数料は0円
- スマホページも0円で使用出来る。
- じゃらんnetでプランと部屋タイプを用意しておけば、別途プランを作らなくてもホームページダイレクトに反映される。
- 在庫を連動していれば、自社ホームページ専用プランも作れる(R-withはコレが出来ません)
- いってらっしゃいメール・ご利用ありがとうメールは、チェックイン2日前、チェックアウト翌日に自動配信されるシステムメールで、ユーザーに送る事が出来ます。
- 事前カード決済は、じゃらんnetでお申し込みしていれば 無料で登録出来、しかも365日先まで販売可能に。(ただし発生した予約に対しては手数料が2%かかります。R-withは事前決済が4%で90日以内しか販売出来ません)
- ホームページダイレクト経由で予約が入った場合も、じゃらんnet経由の予約と同様に、提供室数は予約室数分減室される。(表示順に有効)
- じゃらんnetの予約フォームそっくりなので、何よりスマホで使いやすい。
ホームページダイレクトのデメリット
- じゃらんnetと在庫を共有する為、繁忙期に自社のみの販売が出来ない。
- じゃらんがシステムメンテナンスをすると、ホームページダイレクトも使えなくなる
- 予約フォームのデザインやシステムがじゃらんnetとほぼ一緒で、金額が揃っている場合、「自社の予約を辞めて、ポイントが貯まるじゃらんnetから予約しよう」っと言った感じで、じゃらんnetに流れやすい。
- ホームページダイレクトでお子様を含めた販売をしたい場合、じゃらんnetも同様にお子様の販売が出来るようにしないといけない。(じゃらんnetでは お子様不可、ホームページダイレクトはお子様の販売OKって言うのが出来ません)
- デイユースプランの販売が出来ない。
- 別注料理・オプション販売が出来ない。
- 多言語対応は無し
- ホームページダイレクトのお申し込みに、数週間かかる(R-withは当日にはURLが発行される)
- 予約時に必要な会員登録(メールでの本人確認が必要)が面倒
さいごに
無料なのに非常に魅力的な「ホームページダイレクト(hpds)」なのですが、最大の難点は 楽天トラベルのR-with同様、やはり じゃらんnetとの「在庫共有」を強いられると言う事です。←リクルートもソコがミソです。
繁忙期などにホームページダイレクトを使うと言う事は、じゃらんnetの在庫も共有して予約を受け付ける事になります。
勘の良いユーザーは、この自社予約システム(ホームページダイレクト)を見た場合…「アレ?ひょっとしてじゃらんnetと一緒かも?」と言う事になり、どうしてもそちらに流れやすくなってしまいますよね。
これにより、売れる日にじゃらんnetへ高い送客手数料を払う事にはなります。
ユーザーとしても繁忙期は料金が高いのでポイントが貯まりやすくなるので、その結果じゃらんnet経由で予約しようと思うユーザーも多くいて、いくら自社サイトでどう頑張っても、じゃらんnetの予約が多くなってしまうかも?
更に最近では、事前オンラインカード決済で365日先まで受け付けられる様になり、とくに難しい設定も無く販売出来るので、とても便利ではありますが…
なので益々、施設様のホームページダイレクトへの依存度は高まりました。
よーく考えてみると リクルートライフスタイルもそこは”ビジネス”ですから、無料提供とは言え自社(リクルートライフスタイル)の収益・利益が見込めなければ、ホームページダイレクトを提供する事はまずありえませんからね。
冒頭にも書きましたが、何を使ったら正解とかは特にありません。
なので、自身の宿で一番相性が良いかな〜って言うのを使われてください。
では明日はR-withの事を書いてみようと思います!
↓ ↓ ↓
「じゃらんnetのホームページダイレクトと楽天トラベルのR-withを徹底比較! Part.2」
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=23889
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