今日はR-withについて。最近ちょっと使い勝手が悪いかなって感じます
昨日はじゃらんnetのホームページダイレクトの事を改めて書きました。
「じゃらんnetのホームページダイレクトと楽天トラベルのR-withを徹底比較! Part.1」
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=24000
では今回は、楽天トラベルが無料で提供しているR-withについて再度書いてみたいと思います!
【R-with(アールウィズ)とは?】
自社ホームページはあるけど、自社の予約管理システムを持っていないホテルや旅館などが楽天トラベルで販売しているプランやお部屋タイプとそっくりの無料予約システムを使用して、送客手数料0円で予約を入れたい場合に使用します。
実はインターネット上で、R-withの情報って結構少ないんですよね〜。
なんでかな?
そんな無料のR-withなのですが、ボクはココに来て最近「事前カード決済予約の場合、90日以内しか予約出来ない」事に かなり不満を感じています。
コレがどんな事かと言いますと…例えば宿側が先々の2018年9、10月の連休の予約を”事前決済のみ”で販売したいと考えたとしても、R-withは90日以内しか予約出来ないので、販売が出来ないんですよね〜。。
その「売りたいように売れない」歯がゆさは、無料なので何とも言えませんが。
ではボクなりに感じた実際の使用感・使い勝手等を書いてみたいと思います!
R-withのメリット
- 手数料0円
- スマホ・ガラケー・英語版ページも全て0円で使用出来る。
- お申し込みすれば、当日にはR-withのURLが発行される(ホームページダイレクトは数週間かかる)
- 楽天トラベルでプランと部屋タイプを用意しておけば、別途プランを作らなくてもR-withで反映される。(在庫は連動しますが、料金はサイトコントローラー等で楽天トラベルとR-withは別々で設定出来ます。)
- メール配信機能を利用して、チェックイン前日の確認メール配信・ありがとうメール・バースデーメールなどをユーザーに送る事が出来ます。
- 楽天トラベルとAプランでの施設様は、半年先の販売・一日約10%以上の在庫、いわゆるアロットメントによる部屋提供が条件ですが、【R-with】で売れてもカウントされる。
- 事前カード決済も無料で施設登録出来る
R-withのデメリット
- 楽天トラベルに在庫を出さないと自社HPに反映されない。
- R-withの事前カード決済予約は90日以内しか予約出来ない。(じゃらんnetのホームページダイレクトは365日先まで販売可能)
- デイユースプランの販売が出来ない。
- 別注料理・オプション販売が出来ない。
- じゃらんnetのホームページダイレクトは自社専用プランを作成出来るが、R-withは作成出来ない。
- じゃらんnetのホームページダイレクトはカード決済手数料が2%なのに対し、R-withのカード決済手数料は4%と少し高め。
さいごに
多言語対応は、じゃらんnetのホームページダイレクトよりもR-withに軍配が上がるでしょうけれど、ボクとしてはやっぱり事前決済の制約(90日以内)と事前決済の手数料が4%なのが、ちょっと気になりますね。
でも無料でココまでの機能は、宿泊施設にとっては非常にありがたいと思います。
それにサイトコントローラーでも、「R-with」単体でしっかり料金管理が出来ますからね。
(じゃらんnetのホームページダイレクトは個別で料金管理が出来ません。しかしホームページダイレクトで自社専用プランを作れば大丈夫です)
更に部屋数の少ない施設様で、かつ月々のかかる費用を極力価格を抑えたいって言う施設様にとっては、無料で使えるサイトコントローラー「ねっぱん!」と合わせて利用すると正直コストパフォーマンス的には最強でしょう!
昨日の記事冒頭にも書きましたが、何を使ったら正解とかは特にありません。
ただ、R-withの在庫は楽天トラベルと。
ホームページダイレクトはじゃらんnetと共有しますので、どちらのサイトを強化したいかで選ぶのも良いかと思いますよ。
では自社予約システム選びの参考になれば幸いです!
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