これにより、ダイナテックの親会社がYahoo!からバリューコマースへと変更しました
旅行や宿泊をメインにしたアフィリエイトをされている方なら「バリューコマース」を知らない人はいないでしょう。
そのバリューコマースなのですが、ホテル・旅館の公式サイト専用ネット予約システム市場におけるシェアナンバーワン「Direct In(ダイレクトイン)」などを運営するダイナテック株式会社の全株式を取得し、バリューコマースの子会社となりました!
【ダイナテックとは?】
ホテル・旅館の公式サイト専用ネット予約システム市場でシェアナンバーワンの「Direct In」や、ホテル運営管理システム「Dynalution」などのサービスを展開している会社です。
【バリューコマースとは?】
EC事業者の2大課題、「集客」と「顧客維持」に対するソリューションを自社で保有。日本最大級のアフィリエイト・ネットワークを軸とし、マーケティング領域での課題解決、提案をする会社です。
Yahoo!がダイナテックを買収して まだそんなに経っていないと思っておりましたが…この業界も色々ありますね。
※4年前の記事
↓ ↓ ↓
Yahoo!が自社予約システム大手のダイナテックを買収!
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=6278
ちなみに1987年に設立されたダイナテックは、宿泊施設向けの予約システムや顧客管理システムなどのホテルの情報システムを専門に開発を行い、事業を展開しているソリューションプロバイダーです。
現在は ホテル・旅館の公式サイト専用ネット予約システム市場でシェアナンバーワンの「Direct In」や、ホテル運営管理システム「Dynalution(ダイナリューション)」などのサービスを提供しています。
一方バリューコマースは、アフィリエイト・サービス・プロバイダで、Yahoo!の連結子会社でもありますので…
2015年にYahoo!がダイナテックを20億で買って、27億でYahoo!の連結子会社のバリューコマースに売却とは…どう言う事なのでしょうかね??
ダイナテック、子会社化の背景とは?
バリューコマースの提供する「バリューコマース アフィリエイト」の旅行カテゴリにおいて、主要旅行広告主のアフィリエイト出稿でのシェア約6割を占めており、このカテゴリのシェアナンバーワンと言えるでしょう。
日本のオンライン旅行市場は力強く伸び続けており、その市場規模はいまや4.5兆円ともいわれています。
そしてこの成長に伴い、国内の宿泊施設の予約に占めるオンライン比率も年々上昇しています。
このような状況の中で宿泊施設は、より効率的な情報発信や、宿泊客とのより良い関係づくりのための施策の展開を求められています。
EC市場そのものの成長と活性化は、バリューコマースの基幹事業であるアフィリエイトにとって非常に重要です。
オンライン旅行市場が伸長している今、ダイナテックの保有する旅行業界に関する知見と、バリューコマースの保有する広告による集客ノウハウ、EC流通金額の伸長に貢献するプロダクトを組み合わせ、宿泊施設予約のさらなる効率化と流通金額を拡大することを目指し、今回の提携に至ったようです。
さいごに
結局はYahoo!である事には変わらないのかなって感じてしまう提携でしたね。
ますますYahoo!の、そして孫正義さん率いるSoftbankグループが巨大な国のようになっていくように感じてしまいます。
では今後の「ダイナテック」「バリューコマース」の動向に注目しましょう!
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