「素泊まり」「一泊朝食」「一泊二食（一泊夕食）」それぞれに細かい設定を
なんか公式サイト＆各OTA（宿泊予約サイト）のプランですが、微妙に「手仕舞い日時（予約受入最終日時）」がバラけていたりしませんか？
こんな大雪・新型コロナ・Go To一時停止の時期だからこそ、今一度見直しを！
インターネットによる販売で売り上げを最大限伸ばそうと思ったら、それぞれのサイトやプランにしっかりと「手仕舞い日時」を設定する必要があります。
【手仕舞いとは？】
ネット販売で言ういわゆる「手仕舞い」とは、受け入れ終了日＆終了時間を言います。
結構適当に「全プラン1日前の0時まで」とか決めちゃっている施設もいらしたりするので、それは非常にもったいないって感じます。
なぜなら旅館さんでも「素泊まりプラン」でしたら そこまで宿泊施設に負担がかかりませんので、思い切って「当日15時」までとかしても良い訳です。
もちろん。
食事の用意がもう対応出来ず、受け入れが出来ない時間に「夕食付きプラン」が予約で入ってしまう…なんて事が起きると フロントと調理場でいざこざが起きてしまいそうですので、事前にそう言う事が起きないように各サイトの手仕舞い設定は気をつけてしないといけません。
なので夕食対応が出来る受け入れ時間が当日12時までであれば、手仕舞いは「当日12時」に。
あとケーキ等のオプション付きのプランがある場合も要注意。
ケーキ屋さんの営業時間＆配達時間終了後には、ケーキ付きプランが入らないようにする必要がありますよね？
ケーキをお願いしているお店の受け入れ時間が 前日の17時までであれば「1日前17時」に。
宿の現場や予約係が混乱しないよう、細かく設定する必要があります。
小規模な旅館の場合、当日チェックイン以降の予約受け入れは控えた方が懸命
ちなみに手仕舞い時間は遅ければ遅いほど、当然ですが売り上げは伸びますよね？
なので経営者としてもギリギリまで受け入れたいモノです。
なので改めて「全体の最終手仕舞い日時」を決めた後、「素泊まり」「一泊朝食」「一泊二食（一泊夕食）」等、プランごとの手仕舞い日時をしっかり決めてから 公式サイト＆各OTAでも同一に設定しておく事が重要です。
なお、もしも当日の夜まで「素泊まり」だけ受付出来ますよって言う旅館があったとしても、FAXやメールによる【予約通知】をちゃんと受信・把握出来る職場環境になっていないと フロントの現場は混乱する可能性もあります。
特に楽天トラベルは FAX受信まで約30分ほどタイムラグがあったりしますので、紙で予約情報を受信されている宿泊施設は要注意です。
あと特に気をつけたいのは「インバウンドサイト」かな？
手仕舞いが国内の宿泊予約サイトのように「時間単位」では無く インバウンドサイトはだいたい「日にち毎」なので、当日の宿泊予約を受け入れていない施設は、Booking.comやagoda・Expediaなどは ちょっと長めに余裕のある手仕舞いに設定しましょう。
さいごに
サイトコントローラーを使ったボクの理想の販売方法ですが、以前から「同一プラン・同一在庫・同一料金」を掲げてましたが、今後はコレにプラス「同一手仕舞い日時」も加えておきたいですね。
こうする事で、公式サイト＆OTAの各プランの販売において 全て均一に設定すれば、現場は比較的混乱せずにオペレーションもスムーズに流れる事でしょう。
（なお公式サイトはベストレートにして良いとは思います）
自身の宿泊施設で「なんか手仕舞い日時がサイトやプランによって微妙に違っている」と思われている方は、この機会に見直してみてはいかがでしょうか？
【Go Toキャンペーン関連の記事はコチラ】
https://kawashimablog.com/yufuin/?cat=2933
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