コレをすると確実に売り上げが上がります
改めて【1室をどう売るか?】について考えてみました。
まず、これから到来する紅葉・行楽シーズンの土曜日とか、ちょっと割り高でも売れたりしますよね?
だからと言って、ガッツリ値段を上げるのにはリピーターの方や常連の方が頭をチラついて、ちょっと抵抗感・罪悪感を感じてしまい、中々値上げ出来ないって言う方もきっと多い事でしょう。
であれば、サイトコントローラーを使って「複数人数の販売設定」をしましょう。
例えば広めのお部屋をお持ちの宿泊施設さまであれば、先々売れる日(年末年始・GWなど)を3・4名以上〜のグループから受け入れて、収益の最大化(最適化)を考えて販売する方法です。
最近では、こう言う方法・手法を「レベニューマネジメント」と言ったりします。
【レベニューマネジメントとは?】
在庫の繰り越しができないビジネスにおいて、需要を予測して売上高(レベニュー)の最大化を目ざした販売の管理方法である。
もちろん利益率を考えると、どのサイトで売るのかも重要になって来ます。
売れそうな日は出来るだけ、自社HP経由の手数料のかからない販売に寄せたいですね。
ただし、先々の需要予測して土曜日でも売れない日は柔軟に価格を落としたり、平日でも埋まりの良い日は価格を上げたりと、これからは曜日にあまり固執し過ぎないようにしましょう。
そもそもレベニューマネジメントって”単なる値上げ”ではなく「閑散期にオトクに泊まって頂くモノ」って事も頭に入れておくと良いかも?
売れるからって、高くしてればイイってもんでもない
ホテル・旅館の経営者さんで、宿の稼働率や1名あたりの単価を未だに気にされる方が多いかと思います。
でも今後は”室単価”が上がる売れ方を気にされた方が良いのなーっとボクは思います。
複数人数を受け入れている施設様であれば、一日一日・一室一室を工夫して考えて販売しましょうね。
アナタの宿の1室は一ヶ月どれぐらい稼ぎますか?シンプルに言うとそう言う事です。
稼働率が100%でも、1室の単価が低いと売り上げもイマイチって事にならないよう気をつけましょう。
さてさて。
話が戻って旅館さんの場合、売れる日にネットの複数人数売りが出来ているかって言うとまだまだなのが現状です。
売れる日の土曜日。
10,800円×2名=21,600円と
9,720円×3名=29,160円と。
アナタが経営している旅館では、どちらのお客様に来て欲しいですか?
旅館にはまだまだこの部分を見極めて実践的に販売している施設様は、ごくごく一部です。
今後はただなんとなく売る⇒動きを見ながら絞って売るに切り替えていきましょう。
さいごに
じゃらんnetや楽天トラベルの表示順位、自社HPやSNS等の運営など…その場その場で需要には山と谷があり、いつも一定の需要があるとは限りません。
むしろ変動するビジネスの方が断然多く、ホテル産業もその範疇(はんちゅう)に入ります。
その変動は、最近では適切な分析をAIがしてくれる「メトロエンジン」(https://metroengines.jp/)や「Magic Price」(https://www.magicprice.co/)って言うツールがあったりして、今ではかなりの精度で未来予測が可能です。
例えばMr.Childrenが大分県は別府で2018/11/23にライブがありますが、その日は多少高い宿泊料金を払うって事をいとわないでしょう。
様々なセグメント(区分)のお客様をそれぞれ獲得出来るように、旅館・ホテルは多様な料金体系を用意しておくと良いかも?
条件に応じて、細かい料金のセレクトと複数人数の販売がカンタンに出来る状態。
コレがサイトコントローラーを導入すれば可能になりますので、是非試してみましょう!
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