今、負担なくやれる事を色々模索してみましょう
先日、新潟県は燕(つばめ)市で GWなどの帰省による感染拡大を防ぐため、あるプロジェクトが発表されましたが、それがとても素敵でしたので今回ご紹介させて頂きますね。
燕市は帰省を自粛する学生の皆さんを応援します!
— 新潟県燕市🍴 (@koho_tsubame) April 10, 2020
燕市への帰省を自粛している緊急事態が宣言された区域に住む燕市出身の学生さんに燕産のコシヒカリ5kgと手作り布製マスク1枚等を送ります。
今回応募すると、東京つばめいとメンバーとして登録されます。
詳しくは→https://t.co/eAhRXsvWPb pic.twitter.com/6FVDeIHXvd
そのプロジェクトとは、燕市への帰省を自粛している 緊急事態が宣言された区域に住む燕市出身の学生に対して、米5㎏(燕市で生産された『コシヒカリ』)と布マスク1枚を贈ると言う内容でした。
人口減少・高齢化で苦しむ地方としては、今こそ地元出身者の若者には帰ってきて欲しいと思いますし、新しい移住者も来て欲しいのが本音では無いでしょうか?
新型コロナウイルスにより、人の移動を抑えないといけないというジレンマの中で、移動を止めながら将来のUターンや移住者の心に訴えかけ。
更にはメディアにもたくさん取り上げられたと言う素晴らしい施策でした。
きっとココ数年、インバウンドは当てに出来ません。
アフターコロナ(コロナ終息後)もしくはウィズコロナ(コロナと共存)で少し落ち着いたとしても、国内で宿泊するのはほぼ日本人と言えるでしょう。
いつになるか分かりませんが、その時は泊まる側も泊める側も かなり疲弊している状態だと思いますので、こう言った事を踏まえ宿泊施設でも「今」何か出来ないかと思ったりする訳で。
無料でも出来る事はある
「未来の宿泊を買う」いわゆるクラウドファウンディングも考えたのですが、それですと今この時期 双方(泊まる側も泊める側)に金額的&精神的負担、手間が掛かりそうかなって思ったり。
なのでボクはもう「声」だけで良いんじゃないかと思ったりします。
例えばSNSを中心に「コロナが落ち着いたら、将来泊まってみたい方はいらっしゃいませんか?」と言う発信をして頂き、いいね!やコメント等の反応があった方の「声」や「お名前」を集めると言うモノです。
そしてコロナが落ち着いたら、反応のあったお客様に「1ドリンク」サービスしたり。
極力紙を使わない「オンラインクーポン」を送ったり。
もちろん、燕市のように何かモノを送れるような環境でしたら、それはそれで良いかも?
SNSの発信で この時期何かしらの反応を頂けた将来のお客様に対し、独自の施策で対応されてみては?
さいごに
あくまでボクからの個人的な提案ですので、各々の宿独自で「今」出来そうな事を考えてみてくださいね。
ウイルスとの戦いは先手必勝で情報戦ですので、まず今はこれ以上の拡大を食い止める事が先決だと思います。
今岩手県でコロナ感染者がいないので「今だったら岩手県に行っても良いんじゃない?」や「田舎の温泉地ならイイんじゃない?」とかもう思わない方が良いです。
「Stay at home」=家にいましょう。
今は極力、そうするしか無いと感じます。
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