「宿はこうあるべき」なんて一つもない
今回の新型コロナウイルスにより、宿泊施設でも色んな事を見直すキッカケになりそうですね。
例えば「固定費」や「収入源」「オンラインで出来る事」など。
日々のランニングコストを考えないと、お金が出ていく一方で。
宿泊しようにも出来ないこの状況で、売り上げを作るにはどうすれば良いかを考えなきゃいけないし。
それに宿泊業は「人が来ないと成り立たない」って言うのに、今後リアルで人と会うと言う行為そのものが かなりハードルが上がったのでは無いでしょうか?
そんな時代に、人は。宿泊施設はどうしたら良いのでしょうか?
当たり前だった事にメスを入れよう
ちなみにボクはここ数年、仕事のやり取りはLINEかFacebookメッセンジャーでのやり取りが主でした。
なので当時、その事を同業者の他の営業マンの方に話すと「川嶋さん、用事が無くてもFace to Faceで会いに行く事が大事なんよ」って言われたりしてましたが…。
確かに。
今はLINEビデオ通話やZoomのようなWEB会議ツールを使いこなす事がこれから重要だなって感じております。
そしてなんとなく凝り固まっていた「スタンダード」や「常識」を、どんなビジネスも0から見直さないといけない時期と言えるでしょう。
ドリンクメニュー1つとっても「これで良いのかな?」って言う視点。
あと宿泊の事では無いですが、お子さんがいらっしゃる方にとっては「学校に行かなくてもオンライン授業の方がイジメ問題が無くなってよい」とか。
「入学式や入社式って9月の方がグローバルスタンダードでイイかも?」など。
その辺りのやり方を一度リセット出来ると良いでしょうね。
宿泊施設の事で細かく言うと、チェックイン&アウトの時間・チェックインの場所・水回り・食事の提供方法などの宿泊客の導線。
宿泊施設は、毎日の検温・シフトの組み方・サイトコントローラー・PMS(ホテルシステム)・ホームページ・SNSの発信内容等。
両方の視点で今一度見直してみては?
さいごに
なお新型コロナウイルス真っ只中で、なんやかんや言うても一番重要になってくるのは「自分から情報を取りに行く姿勢」だと感じます。
国の補助も潤沢に受けて。
そして未来予測をたてて、次のNEXTコロナ時代に準備し。
人々が旅行してもOKな時に、ちゃんと選んで貰えるように。
宿泊業に就かれている方にとっては今休業されている宿もあれば、新型コロナウイルス無症状者及び軽症者の受け入れ(宿泊療養施設)をされている施設もあったりと…今売るモノが無く、心が折れそうで苦しい時期なのを承知の上ですが、今こそ前を向いてなんとか生き延びて行きましょう。
そして最後に、天川さんの素敵なツイートで締めたいと思います。
みんなに言いたい
— 天川洋介@株式会社キリンジ代表取締役BizDev (@Yoo_milkyway) April 28, 2020
今売る物なかったらせめて名前を売っとけよ
それは必ず後から返ってくるから
しんどい時に何を為すか、これはみんな見てくれると思うよ
自身の宿に一度宿泊された方、そしてSNSでフォローして貰っている方に対して。
コロナが落ち着いた後も、宿の存在や名前を忘れられないようにしたいですね。
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