変わりたくても、それを拒む邪魔者が必ず居る旅館の世界
先日、ボクと同じように宿泊施設様をコンサルされている同業者の方から、このようなご相談がありました。
「バブル当時から人気の某旅館、先代から新しく二代目が受け継いだのは良いのだが、現在売り上げは右肩下がり。今後はWEBをうまく使って集客したいと言いつつ…周辺の入れ知恵や現場との連携など、中々うまく流れが掴めずもどかしい」との事。
コチラは未だに電話予約とJTBが主流。
ただし、JTBをされているので「るるぶトラベル」にかろうじて部屋が出るって感じの施設様です。
正直ボクは 今まで電話予約&リアルだけで販売して来た施設は、中途半端な感じでWEB販売に手を出さない方が良いと思っています。
するのであればそれなりに意識改革しないといけませんね。
ある意味、今までの価値観をかなり捨てないといけない事もあります。
それに世界レベルの、グルーバルな視点でお客様を受け入れる覚悟が必要になります。
電話でしか販売して来なかった宿は、結果をすぐに求めない事
それにWEB販売をスタートしても、よっぽど前もって準備しておかなければ最初から順調には売れません。
なぜなら、既に同じエリア内で何十年とWEB販売して来た宿が実在していますのですから。
あとコレって、電話経由の売り上げが下がったから やむなくネット販売するモノでは無いんですよね。
したくてするモノです。
周りにとやかく言われても、です。
変化出来る環境こそがこれからの価値
結論を言うと一番大事なのは、「変化する覚悟」じゃないかな。
この部分が抜けていたりブレたりすると、絶対行き詰まってしまいます。
WEB販売で起こり得る 多少の行き違い・思わぬ評価やクチコミ・No Showなど、これにも受け入れる「覚悟」が必要になります。
この覚悟が無く「ちょっとやってみようかな」とか「やっぱりウチには向いていない」など、数ヶ月ぐらいの感触で思わないで欲しい。
何があっても変化し、邁進する「覚悟」。
だって時代はもの凄いスピードで進化しているのですから。
おそらく湯布院で初めて、WEB予約100%に切り替えた「猫ちゃんおもてなしの宿 オーベルゼ レ・ボー」
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立ち止まるのは退化してるのと同意語。
「そんなコト出来ない」や「どうせ無理」などと、余計なコトを言う輩は この業界から退いて貰いましょうね。
365日アナタの事を、アナタの宿を考えている客なんていないのですから。
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