台風避難者がホテルに殺到した理由とは?
先日、沖縄・九州を襲った台風10号の影響で、宿泊施設では思わぬ出来事が起きました。
それは過去に例が無いくらい、台風の影響で福岡・熊本・鹿児島等の九州のホテルで避難者が殺到して満室近くになったと言う事です。
今年はただでさえ短かった夏休み明けに加え、シルバーウィークまでは割と閑散期としていた9月上旬。
そんな中 経営者にとっては嬉しい誤算と言って良いのか分かりませんが、2020年9月6日〜7日にかけて 台風10号により思わぬ満室騒動が起きました。
ですので 今まさに災害時でのホテル利用が注目されておりますので、今後大型の台風が来た時の参考になればと思い、Blogで書き綴りたいと思います。
ホテルに人が集中した6つの理由とは?
① 新型コロナウイルスの影響
今回の台風10号により、コロナ禍での避難所運営の難しさが浮き彫りました。
新型コロナウイルス対策で個々の避難所の収容人数を減らしていた各自治体は事前に避難所の数を増やしていましたが、新型コロナウイルスの感染予防や3密回避・ソーシャルディスタンス等で人数制限があったりして、避難者難民が続出。
ですので、入りきれなかった避難者は避難所代わりにホテルを選んだ方が多かったのでは無いでしょうか?
それにホテルではプライバシーが守れますからね。
② 7月に九州を襲った大雨
ちょうど2ヶ月前の出来事でした。
この時の映像はホント嘘みたいでしたね。
お住まいのエリアで 比較的大きめの河川が近隣にあり、氾濫の可能性が0とは言い切れない場所では、高さのあるホテルで一夜を過ごしたいと言うニーズが多かったのでは無いでしょうか?
③ 台風10号の前に来ていた台風9号の存在
台風10号の数日前に来ていた台風9号の影響が、結構大きかったのかも知れません。
特に五島列島では、9号による台風被害を受けておりました。
コレによって九州の方は、台風10号への避難意識はかなり高まったと言えます。
さいごに
驚異告知が凄かった今回の台風10号。
最悪な事態を想定しつつ、九州・沖縄の皆さんは早めに行動を取られた為に、大型の台風でしたが被災された方がとても少なかったのでは無いでしょうか?
それにこれからホテルの多様な使い方が出てくるかもしれませんね。
では次回もこの続きをお伝えします!
Part.2へ続く
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