湯布院では徐々に逆転現象が起きております。
インバウンド。
それはある意味今後の日本国内のビジネスにとって、切っても切れない重要なキーワードである事は間違い無いです。
「ウチは昔から日本人だけで商売やってたんだから、外国人なんて無理無理…」なんて言っていませんか?
もちろんそれもコンセプトとして良いと思います。
でも国内サイトのじゃらんや楽天トラベルのみで販売していても、外国人の方は普通に翻訳サイトを使って予約されますからね。
今後はどうやってうまくお付き合いしていくか?を考えた方がスマートかも知れません。
それは、日本政府観光局(JNTO)が毎月発表している訪日外客数が示しています!
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/data_info_listing/index.html
[blogcard url=”http://www.jnto.go.jp/jpn/news/data_info_listing/pdf/160216_monthly.pdf”]
訪日外国人客数(2016年1月推計値)
◇1月:訪 日 外 客 数 / 前年同月比 52.0%増の 185 万 2千人
去年と比べ統計をとっている全ての国が、約1.5倍の伸びで推移しているのはかなり興味深いですね。
※出典「日本政府観光局(JNTO)」
インターネット販売をしていたら、日本人だけの予約受付は無理
コレはもう引き返せないと思います。
インターネットに載せた時点で日本人だけの予約受け入れって言う事はもう出来ません。
ネット販売=世界中からアクセス出来るし、スマホやSNSの普及もあって情報はどんどん拡散されます。
もしそれが嫌なら、電話だけの受付に切り替えた方が良いでしょう。
訪日外国人の滞在って、文化の違いや公共機関の遅れによる遅いチェックイン、言語やコミュニケーションの問題などなど…多少のデメリットもあるけど、ボクはメリットの方が大きいと思うんですよね。
それにBooking.comやagoda、Expediaなどのインバウンドサイトの稼働がこれ程伸びていれば、中々無視も出来ない状況です。
まずは、じゃらんnet・楽天トラベルと同様に販売設定を
インバウンド販売の高い壁。まずはサイトの管理がちゃんと出来るかだと思います。
しかし今はサイトコントローラーがあれば、じゃらん・楽天みたいに料金コントロールが可能ですよ。(ちょっと料金登録が特殊ですが)
何が特殊かと言うと、インバウンドサイトはルームチャージ(1棟売り)で設定しないといけないからです。
どういう事かと言うと国内サイトは主に、一人15,000円×2名様=30,000円って計算。いわゆる人数売りの設定です。
海外サイトはサイトコントローラーにもよりますが、一部屋30,000円で2名のみを受け付けるって感じで設定する場合もあります。(TL-リンカーンの設定は人数売りで大丈夫ですが)
もし難しいようでしたら、まずは人数売りの楽天トラベルのインバウンドか、るるぶトラベルのインバウンドサイト「JAPANiCAN」から始められると良いでしょう!
[blogcard url=”http://www.japanican.com/en/”]
こちらでしたら、るるぶトラベルと同様の人数売りの設定ですのでハードルは低いかも知れません。
私も3年程前までは放置気味だったインバウンドサイトの販売。
個人的見解ですが2020年のオリンピックが終わっても、円安の影響でインバウンドの波はまだまだ今以上に伸びると読んでいます。
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