お客様は値下げを期待している訳ではない。
こんにちは!宿泊予約サイトが大好きな湯布院の川嶋です!!
以前、実際に宿泊施設のフロントで起きた事を書きますね。
その施設様は部屋が埋まらなかったので直前で値段を下げたプランを販売したのですが、コレがイケなかったようです。
当日チェックアウト時のフロントでお客様から…
「ネットで確認したら、なんで宿泊直前で安くなっているんだ!俺達は随分前に正規の金額で予約しているのに!!」
ごもっともです。。。
なんで前もって予約した優良顧客が高い金額で、直前で値下げしたプランで入ったユーザーは安く泊まれる事になってしまうのか?
コレはどこの施設様でも言えます。
ボクも実際、過去に売れない部屋をどうにか値下げで販売してさばいてましたし 依頼されれば嫌々ながら値下げの設定もしてきました。
(ボクはもうしませんけどね)
でも、今一度考え直して欲しいと思うんです。
値段を下げて入った予約者は、値段が上がればリピートはほぼ無いですから。
あっでもポンパレ使ったユーザーは、ポンパレ使ってのリピーターはいますけどね(涙)
全てにおいて値下げは反対ですが、やむを得ずどうしてもやりたい!
っと言った場合、サイトに寄ってクーポン施策やポイント施策がありますし 一定期間をちゃんと決めてその間だけ対応するって言う手もありますけど。
(もう絶対しませんけどね)
でもそれは、わざわざ将来の顧客を減らす行為になります。
一旦下がった価格、値上げ後にはほとんどリピーターとして帰ってきませんから。
「宿泊」はスーパーの売れ残りを値下げをして販売するようなモノで無いと思うので、出来れば自社の付加価値を見つめなおして、この宿泊業界がさらに活性化すれば良いと常々思っております。
で値下げでの短期間の施策よりも、どうせなら長期時間をかけてファンになってくれそうな顧客作りをコツコツしたいですね。
旅館の経営者さんは、値下げしたが為に失うモノに気づいてますか?
ボクはこの商売を5年半やってますが、値下げして入ったお客様と正規料金のお客様と比べると、口コミの点数や評価はより厳しく残るお金の利率やリピート率は低い傾向にあります。
結局のところ、経営者の方は「値下げするんじゃなかった」 「ポンパレやGROUPONなんて…」と、たいがいの方は言われます。
ぶっちゃけ値下げせずに正規料金で、年中普通通り今までと変わらない運営・販売する事こそが、売上げを伸ばす事が出来る最大の販売方法ですよ。
それにはまずサイトコントローラーを導入してサイト数を増やす事をオススメします!
複数サイト登録していると強気でいけますしね。 そして「値下げを絶対しない」と言う覚悟を決める事。
値下げが戦略だとか安売りもやってみないと分からないとか訳の分からない事を言う人がいますけれど、コレってお客様の方向を全く見て無いって思いませんか?
▲売り込みが一切ない、オーベルゼ レ・ボーのFacebookページ▲
Facebookページで毎日3記事ほど発信して、コメント欄ではしっかりお返事してコミュニケーションしている「猫ちゃんおもてなしの宿 オーベルゼ レ・ボー」
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ネコ好きの濃いフォロワーとしっかり関係性を深めているので、この宿にはありがたい事に値下げの要求・要望は0ですし、そう言うプランもありません。
ちなみに今では電話やメール・チラシを使った販促は毎日出来ませんが、今はSNSがあります。
SNSでしたら、毎日やろうと思えば出来ますからね。
ウザいぐらいの投稿はtwitterで、FacebookやInstagramは1〜3回が妥当でしょう。
原点に戻るとSNSはコミュニケーションツールと言えます。
キャンペーンやポイントなどの案内ばかりの使い方は辞めて、SNSでお客様とドンドン仲良くなる為に使いましょうね。
今後値下げに頼った販売方法をとらない為にも、しっかり意思を固めましょう!
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