「みなたび」は地域内の宿泊施設やツアー・プログラムに特化したポータル予約サイトです。
先日、ちょっと面白いサイトを見つけました!「みなたび」ってご存知ですか?
【みなたびとは?】
2016年2月にオープン!宮城県の南三陸町観光協会が運営しており、南三陸の宿泊施設や各種ツアー・プログラムを予約出来るようにしたWEBサイトです。
地域観光の中心を担う観光協会が運営しているため、大手宿泊予約サイトにはない、みなたびだけのプラン・お部屋もあります。
[blogcard url=”http://www.m-kankou.jp/”]
こうやって地域の発信を大手に頼らないのも、なんだか良いですね。
「みなたび」の価値とは?
大手宿泊予約サイトではなく、「みなたび」で宿泊施設やツアー・体験プログラムをご予約いただくことにより地域活性に貢献!
地域内で手数料等の資金が循環することにより、魅力的なプランの開発や予約システム改良への再投資が可能に。
それらの取り組みに関わる様々な職種の雇用を創出出来るとの事。
…確かに!自分達のエリアや観光資源は自分達で販売して行くのも一つの手ですね。
決意と覚悟
ボクは以前CtripとMAPPLEの方から、中国にはGoogleやFacebook、youtube・LINEなどが使えないって話を聞いたのですが、それと近い感覚を覚えました。
それを持ち込まない事により、中国独自の「微博」や「wechat」、「自在家」などのWEBサービスが生まれた訳です。(パクリっぽいのもありますが笑)
そして自国の産業として発達し、自国民で雇用創出していますからね。
今回の南三陸町の「みなたび」ように、街自体がじゃらんnetや楽天トラベルなどのWEBサービスを敢えてメインで使わない事は、それなりの決意と覚悟が必要だと思います。
下手したら、そこを使わない事で旅行先として選んで貰う機会が減り、逆に疲弊してしまうって事もありえます。
でもなんか販売を大手企業頼みにするのではなく、このクローズドなエリアならではの体験販売をうまくWEBに乗せて行って、ドンドン世界に発信して行けたら面白くなりそうですね。
小回りも効きそうですので今後の展開が楽しみですし、観光の一つのモデルになりそうな感じがします。個人的に応援してます!
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