R-with

自社HPの予約システムを再度考える。まずは楽天トラベルの「R-with(アールウィズ)」Part.1

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カンタンに言うと、R-withは小規模施設に優しい無料のシステムです。

こんにちは。
旅館のネット販売の幅を広げて、宿の売り上げに貢献したい!
湯布院ネット集客サポーターの川嶋です。

まず最初に、今日は答えのない記事を書きますね。

コチラのBlogを見ている人は必ずぶち当たる壁だとは思うのですが…
自社ホームページの予約フォームって何を使われていますか?

一昔前に比べてて今は色々なサービスが増えました。
有料のモノでは、ダイレクトイン・予約番・予約プロなどなど…

そして無料の自社システムではじゃらんnetのホームページダイレクトも
かなり有名ですが、今回は楽天トラベルが提供するR-withについて
再度書いてみたいと思います!

screenshot-ameblo.jp 2015-08-21 20-58-09

【R-with(アールウィズ)とは?】
自社ホームページはあるけど、自社の予約管理システムを持っていないホテルや旅館などが楽天トラベルで販売しているプランやお部屋タイプとそっくりの無料予約システムを使用して、送客手数料0円で予約を入れたい場合に使用します。


月額料金のかかる有料の自社予約システムしか知らなかったり
触った事がない方は、全て0円で利用出来るシステムって言うのは
ちょっとビックリされるかも知れませんね。

しかもスマホ用にプラン一覧ページも最適化されていますし
ガラケー用ページや外国語対応など英語のみ用意されていますが、全て0円です!
(有料の自社予約システムは、スマホ最適化も外国語対応もだいたい月額費用がかかります。)

「えっ!?ホントに無料なの!?」っと思わず叫びたくなりますよね〜。
では自分なりにメリット・デメリットを書いてみたいと思います。

R-withのメリット

  • 手数料0円
  • スマホ・ガラケー・英語版ページも全て0円で使用出来る。
  • 楽天トラベルでプランと部屋タイプを用意しておけば、別途プランを作らなくてもR-withで反映される。(在庫は連動しますが、料金は楽天トラベルとR-withは別設定出来ます。)
  • メール配信機能を利用して、チェックイン前日の確認メール配信・ありがとうメール・バースデーメールなどをユーザーに送る事が出来ます。
  • 楽天トラベルとAプランでの施設様は、半年先の販売・一日約10%以上の在庫、いわゆるアロットメントによる部屋提供が条件ですが、【R-with】で売れてもカウントされる
  • 事前カード決済も無料で施設登録出来る(ただし発生した予約に対しては手数料が4%かかります)

 
などなど…。

そうそう、R-withの事前カード決済のお申込みは、最短もで一ヶ月弱かかります。
ちなみに各カード会社との契約は【包括加盟代理契約】の方が楽ですよ。

【包括加盟代理契約】…登録施設様の95%がコチラで契約
※楽天カードが代理して各カード会社と契約締結を行います。
※施設様は楽天カードとのみ契約締結を行っていただきます。

【加盟店契約】…登録施設の5%がコチラの契約
※施設様が各カード会社(楽天カード、JCB、シティ―カードジャパン)と
それぞれ契約締結を行う。

ココで気になるのが、事前カード決済の登録で月々かかる費用です。

【包括加盟代理契約の場合】
・締め手数料 1400円/月
・売上データ処理費用 15円/件・取消データ処理費用 7円/件
・カード手数料 4.00%

【加盟店契約の場合】
・締め手数料 無し
・売上データ処理費用 15円/件・取消データ処理費用 7円/件
・カード手数料 施設様とカード会社様契約レート


…包括加盟代理契約の締め手数料がちょっと高いかな?

※締め手数料は700円/回 の月2回締めです。対象が1件も存在しない場合には締め手数料はかかりません。
※締め手数料、売り上げデータ処理費用、取消データ処理費用には別途消費税8%が加算されます。


しかし…加盟店契約ですと、各カード会社締め日なども違うでしょうから
決算などの時は大変かも知れないですね。

 

まとめ

割りと良い事ばかり書きましたが、R-withの最大のネックは
楽天トラベルに在庫を出さないと自社HPに反映されません】
楽天トラベルもソコがミソですけどね。

なのでR-withにしていると、年末年始などの繁忙期に
自社ホームページだけの販売って言うのが出来ないのです。
何度も言いますが、楽天トラベルで販売しないとR-withは出ませんからね…

ま、どこに重きを置くかで、【じゃらんnetのホームページダイレクト】
【楽天トラベルのR-with】【有料の自社予約システム】どれが最適か?
どれがベストなのか?をチョイスしましょう。正解はないです。

部屋数の多い施設様は、売れる日を【有料の自社予約システム】のみの
販売をすれば、手数料がかからないので利益率は上がります。
宿泊後も自社HPで予約した顧客に対して、シークレットプランを作成して
メルマガなどでアプローチしたりとかも出来ますしね。

しかし、じゃらんnetや楽天トラベルの販売を疎かにしていると
当たり前ですが、困った事に表示順位が下がってしまいます。

部屋数の少ない施設様、それこそ5部屋以下の宿泊施設様は
有料のサービスをわざわざ使わなくてもよいかなっーて思います。
手間もかかりませんからね。

それに、じゃらんnet・楽天トラベルの表示順位を上げたい場合は
【じゃらんnetのホームページダイレクト】【楽天トラベルのR-with】
この2社の無料予約システムが良いでしょう。


最後に…

「最初に答えのない記事を書きます。」と書いたように
経営者がどこで良しとするか?どこで納得するか?
自社システムやサイトコントローラーを操作出来るスタッフがいるか?

色々書くと、悩んじゃいますし迷わせてしまいそうですね(涙)

では今日はココまでで、明日はR-withのデメリットを少し書きます。
最後までお読み頂きありがとうございました!


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川嶋 雄司

代表取締役(株)旅月
1975年生、福井県高浜町出身。21歳の時 九州〜福井を自転車旅行した際、大分県湯布院町が気に入りそのまま移住。現在は大分県国東市在住。 大分県を中心に 山形・千葉・長野・大阪・広島・佐賀・熊本など、全国各地の旅館やホテルのネット集客のコンサル・WEB集客のサポートを展開中。 特にサイトコントローラー(手間いらず.NET・ねっぱん!++・TL-リンカーン)に重きを置き、現在国内外の宿泊予約サイト・自社ブッキングエンジンを使い多角販売をサポート。 以前旅館で勤めていた経験を活かして 宿泊施設様のお悩みや痒い所にお応えし、旅館・ホテルの売り上げUPに繋げております。

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