アフターコロナではOCC(稼働率)よりもADR(客室平均単価)を意識しましょう
これから年末年始&旧正月が待ち構えてますね。
宿泊予約の動向はいかがでしょうか?
コロナ禍ではほとんどの宿泊施設の稼働が激下がりでしたが、アフターコロナの今後はどうやったら宿の利益が上がるかを考えて行く必要があります。
なので今までは「稼働率」を意識されて来たかと思うのですが、これからはそこを気にするあまり一室の単価「ADR」を下げてしまう場合があるのです。
特にその原因となるプランはズバリ「一人旅プラン」です。
[画像提供:蟹御殿様]
思い切って旅館の一人旅プランを辞めてみる
コロナ禍に突入した時には、過去に販売していただろう「一人旅プラン」を再販もしくは新規プランとして販売開始された方もきっと多かったのではないかと思います。
実際に感染症を気にされて、気軽にお一人でご旅行される方もかなりいらっしゃいました。
ですが2023年の12月にもなると状況はガラリと変わりましたので、今後年末年始&旧正月が来るこそ 現在販売しているプランは最適なのか?再度確認する必要があります。
売れているからOKじゃなく、いかにして1室の生み出す金額を上げられるか?
1名2万円よりも、2名で3万円を目指そうって事です。
そうなると今も「一人旅プラン」をご販売の施設では、繁忙期や休前日ではプランが出ないようにしていかないといけないでしょう。もちろん平日も、です。
もしも現在 惰性で通年一人旅プランを今も販売されていたら、一旦「平日限定」等の制限や 思い切って販売を停止すると言う判断も必要かも知れませんね。
さいごに
なお、「一人旅プラン」を100%辞めようとは言っていません。
誤解の無いように言うと、直前で売れていない日をピンポイントで一人旅を積極的に販売出来ると良いかな?
そこは宿側でサイトコントローラーを使ってちゃんと人数コントロールが出来るようになってる状態がBESTです。
なお、通年「一人旅プラン」の料金を二名様分しっかり取っているのであれば「一人旅プラン」の販売を通年しても良いとは思うのですが、たいがいはそうでもない場合が多いですからね。
ほとんどの宿ではお一人の場合、二名様分取っていない施設が多いのが現状です。
1.5倍ぐらいが多いかな?
部屋数が少ない施設様ほど一室の単価が下がりますので、出来れば稼働率が高い旅館さんでは 今後無理して一人旅の販売しなくても良いのではないかなって感じております。
そこを意識する・しないで売上や利益率がだいぶ変わりそうですね。
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