これは非常に分かりづらい値上げです。しかしそれがミソ?
こんにちは!
湯布院ネット集客サポーターの川嶋です。
本日何の前触れもなく、楽天トラベルが料金体系改定のお知らせを楽天トラベルの管理画面内で突如発表されました。
カンタンに言うと、消費税込みの料金に手数料がかけられたカタチになります。 (以前は消費税を抜いた額に対して手数料がかけられていました)
ちなみに詳細は…
楽天トラベル山本社長の説明動画やPDFでの説明は、楽天トラベル管理画面TOPの上記リンクの(詳細はこちらからご覧いただけます)から見る事が出来ます。
2016 年 4 月 1 日 宿泊(チェックアウト)対象分より開始予定されます。
[1]改定内容
「宿泊料金」にかかる手数料の課金対象額を、これまでの「消費税相当額を差し引いた金額」から、「消費税相当額込み金額」へ改定いたします。
●A契約の手数料
10,000×7%=700円+消費税56円=756円
●2016年4/1以降、A契約の施設様
10,800×7%=756円+消費税60円=816円
更に、楽天スーパーポイント付与1%(ポイントに消費税は課税されない)を含んで8%で計算した場合は…
10,000円×7%(楽天への手数料)=700円+56円(消費税8%)=756円+10,000円×1%(楽天スーパーポイント)=100円 手数料合計 856円
●2016年4/1以降、A契約の施設様
10,800円×7%(楽天への手数料)=756円+60円(消費税8%)=816円+10,800円×1%(楽天スーパーポイント)=108円 手数料合計 924円
実質、消費税8%に手数料8%かかると言う事は、単純に約0.64%の値上げになるのかな?
っと思ったらポイントは課税対象ではないので、手数料率×8%の消費税=約0.56%の値上げのようです。
あと、今まで楽天トラベルのインバウンドサイトにはポイント付与されていませんでしたが、今後インバウンドユーザーにもポイントを施設様が負担して付与するカタチになります。
今までは外国語サイトの手数料は一律10%でした。
【旅館・ホテルの経営者必見!各予約サイト(OTA)の手数料を分かる範囲で作ってみました!】
なので、インバウンドサイト経由のユーザーの手数料は一律10%→11%になると言う事です。
それと楽天スーパーポイントも今まで100円で1ポイント施設様が負担していたのが、108円で1ポイント付与になるので ユーザーにとってはポイントが貯まりづらくなると言う事ですね。でもコレは施設様にとっては有難いかも?
さらなる健全運営支援とは程遠いような、施設様には不意打ちの値上げですね。
まとめ
多分、施設様の一番の疑問は…
消費税に手数料率をかけても良いのかな??
っと言う事でしょうね。←※税金の二重取り(二重課税)ではないようです。
ま、楽天トラベルのシステムの上で宿の在庫を販売しているので、それに従うしかありませんが。
前回の実質的な値上げの時も、アフェリエイトならびに充足率の件も非常に施設様に分かりづらく「もうええわ」ってなりそうになるので、もっと単純にすれば良いのに…と正直思いました。
【楽天トラベルのアロットメント充足率による手数料の事について。】
http://ameblo.jp/lesbaux/entry-11809729026.html
あ、ひょっとしたら手数料の何が上がったか?が分かりづらいから、逆にあまり騒ぎにならないのかも?でもじゃらんnetの手数料10%よりはまだ微妙に手数料低いし、楽天トラベルのITCの方にはいつもお世話になっているので…今回の件はなんとも言えないですね。
最新記事 by 川嶋 雄司 (全て見る)
- 自社予約フォーム「予約番」丨「コンテンツアシスタント機能」が無償提供期間を延長し、当面の間無償へ - 2024年11月21日
- ANA丨Ctripに旗艦店(きかんてん)を正式に開設! - 2024年11月20日
- 過去に撮影&登録した画像サイズが小さくてサイト登録にお困りの方へ - 2024年11月19日