売り上げを上げたいが人員が足りない…そんな客室稼働を上げたい場合に上手くプラン出ししましょう
以前このようなツイートをした事があります。
今年はクライアント様で「連泊・素泊まり(掃除なし/ちょっとリーズナブル)」なプランを強くオススメしてみうよかな?
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) January 1, 2023
登山やマラソン大会・お仕事等で宿を拠点に連泊利用する方も一定数いますし、何より宿業界の人手不足問題には 人の手の掛からないプランを前もって出して対応するのもアリです。
今回、宿泊業界の方でしたら日常的に使う言葉「連泊」について改めて考えてみましょう。
【「連泊」とは?】
特定のお客様が同じホテルに2晩以上続けて泊まること。
連日宿泊することを指す言葉。
「連泊」と言う言葉、客室清掃に関わるお仕事をされている方でしたら「ステイ」と言う言葉で教わっているかと思います。
今後人手不足が予想される宿泊業界において、「連泊」はかなり重要なポイントになるのではないかな?
では連泊プランについて考えてみましょう!
連泊はメリットだらけ
改めて、今後ボクがホテル・旅館などの宿泊施設で推奨するプランは「素泊まりの連泊」になります。
なおプラン名を「エコ連泊プラン(もしくは連泊エコプラン)」として売り出されている施設も多いではないでしょうか?(ECOひいきプランとか)
内容としては 滞在中のシーツの取り替えや客室清掃をしない代わりに料金を若干割り引いたり、前もってタオル・アメニティ類を多めに用意したりするトコロが一般的です。
これで稼働率を上げつつも客室清掃に掛かるコストをカットして、かつお客様にもお得感があるのがメリットと言えます。
宿泊されたお客様はその宿泊施設を拠点に 周辺をゆっくり観光やイベント等に参加できる事でしょう。
それに世界的に見ても海外の有名観光地では、環境保護の一環で「連泊される観光客しか受け入れない」と言ったトコロもあったりします。
確かに。
ブラっと観光して写真を撮って1泊サクッと宿泊するお客様よりも、連泊してその土地の事を知ったりお店を利用されるお客様の方がエリアにとっても有難いし、排ガス等考えると環境の為にも良いかもしれません。
これこそエコツーリズム。持続可能な観光や宿泊が目指すトコロなんじゃないかな。
さいごに
話を戻してホテルで考えて欲しいのですが、例えばGWの5/3の超稼働が高いと予想される日に、お掃除の要らない「エコ連泊プラン」だけで全室販売したらどうなると思いますか?
そうなのです。5/4はお掃除しなくて済むのです。
(多少のイレギュラーを考えると、数人必要かもしれませんが)
こんな風に サイトコントローラーをうまく使ってプランの出し入れをする事で、繁忙期であったとしても特定の部署のお休みをうまく回す事が可能になります。
なお全室で設定しなくとも、半分の客室数でそれを試せば お掃除の負担をかなり軽減できるのではないでしょうか?
なおGW、経営者は売り上げ最大化を望みたいトコロですが 限られた人員ですので一泊二食を無理して受け入れず。
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) March 17, 2023
クレームが出ないよう 日によっては要所要所で食事が付かないプランで出せると良いでしょう。
あとはお掃除を必要としない連泊プランを意図的に作り お掃除の負担を減らせると良いですね。
今後の事を考えて、まずは「売れたらラッキー」ぐらいな感覚で連泊プランを作ってみませんか?
では先々のご販売でお役立てください!
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