新しい時代の到来を象徴し、日本でも民泊を解放せざるを得なくなる雰囲気になります
ホテル業界、旅行業界へのインパクトがある話が舞い込んできましたね。
民泊仲介サイトAirbnbは11月18日(日本時間)、国際オリンピック委員会(IOC)とのパートナーシップを締結し、2028年までの五輪の最上位スポンサー(TOP)となったことを発表がありました!
報道によると、契約金は5億ドル(約540億円)にのぼると言います。
【Airbnbとは?】
宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのウェブサイトです。
世界192カ国の33,000の都市で80万以上の宿を提供しています。
なおスタートアップにとって、信用こそが最も大事ですよね?
Airbnbのようなスタートアップがオリンピックのトップスポンサーの仲間入りするのは、オリンピックが1業種1社で考えると 宿泊業者では唯一となりますので個人的には凄い事だと感じます。
それにAirbnbにとってこのようなメガイベントは、Airbnbが世界中で絶対的なシェアを取るための大切な機会だと言えます。
このタイミングで配車アプリ・Uberも来ないかなーっと言う淡い想いを持ちつつ…今回の概要をチェックしてみましょう!
Airbnbの五輪トップスポンサー概要
民泊にそれほど寛容ではないこの国で、Airbnbがオリンピックスポンサーになったことで、日本人はどう捉えるのでしょうか?
実際に空き家がたくさんあるのに、居住用には新築が好まれるこの日本。
しかし今後 人口減で不動産が余って来ます。
更にAirbnbが公式宿泊先になって来ると、「民泊禁止」を謳(うた)う家主はコレを無視出来ない状況になる事でしょう。
なので多少古い空き家があったとしても、「古民家風」として訪日外国人の方々に向けて利用して貰えたら良いのではないかと思うのです。
さいごに
なんとなく今回の発表を聞くと、あたかもオリンピック委員会がAirbnbを推奨しているような錯覚に陥(おちい)りそうですね。
それにAirbnbの企業イメージ・コンセプトもオリンピックと相性が良さそうですので、コレをきっかけにシェアリングエコノミーがもっと活性化していくかも?
なので今回のAirbnbの一手は思い切った決断だったでしたが、お金の使い方も上手く勢いを感じます。
このままシェアリングエコノミーの流れが広がると、将来的には選手村も無くなるかも?
オリンピック開催まで、そして開催後もAirbnbの動向から目が離せません!
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