2019年12月頃にJTBのウェブサイト「るるぶトラベル」「JAPANiCAN」を刷新予定!
コレはこの宿泊業界の方でもご存知無い人が多いのでは無いでしょうか?
JTBでは2016年12月20日から、Booking Holdings(ブッキング・ホールディングス)のAgodaと提携し、2017年1月より国内の宿泊施設を販売しておりましたが、2019年は更に連携を深めそうです。
実は2018年11月8日の発表では、JTBとAgodaは 国内宿泊オンラインビジネス拡大に向けた広範な協業を行うことに合意し、包括的業務提携契約を締結(テイケツ:条約・約束などを取り結ぶこと)しておりました。
【JTBとは?】
旅行会社の「Japan Travel Bureau(日本交通公社)」の略。
旅行業界では日本最大かつ世界有数の事業規模を有する企業です。
【agodaとは?】
アジアを中心としたオンラインホテル予約を扱う、ウェブサイトおよびアプリです。
これが何を意味するかと言いますと、国際的なデジタルマーケティングに強みを持つAgodaと、日本全国にJTBの仕入れ・ネットワークがあり 宿泊施設の仕入れに強みのあるJTBの2社がタッグを組んだ事となり、今後日本国内の宿泊業界に大きな影響がある事は間違いありません。
2社の協業により、これからはビッグデータを活用した取り組みを展開し、日本人・インバウンド旅行者双方に向けた国内宿泊商品のウェブ販売の拡大と仕入れの強化をめざしていくとの事です。
具体的な協業スケジュールはコチラ
まず2019年ですが、7月頃にagodaサイトで「るるぶトラベルプラン」をテスト的に先行販売予定。
そしてJTBのWebサイト「新るるぶトラベル」「新JAPANiCAN(ジャパニカン)」を2019年12月をめどにリニューアル予定。
2020年3月には「新るるぶトラベル」「新JAPANiCAN」として、新情報管理ツールを稼働開始予定との事です。
また両社連携のもと「ラボ機能」を設立して、営業政策及びシステム両面での連携を深化!
国内外のお客様ニーズを分析し、最適なプランが提供できる仕組み及びWebサイトにおける価値向上を図っていくようです。
さいごに
ちなみに最近の「るるぶトラベル」ですが、国内では「じゃらんnet」「楽天トラベル」「一休.com」「Relux」に押されがちでしたので、今回JTBとagodaの協業により両社の強みを生かして 日本国内市場の存在価値を高められるか?
そこが今後、最大の課題になるでしょうね。
まずはスマホで使いやすいかが求められるのでは無いかな?
ではまた新たな動きがありましたら、Blogで書き綴りたいと思います!
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