そもそもの滞在のニーズとミスマッチが起きないように気をつけたい
先週アパホテル(https://www.apahotel.com/)に泊まったのですが、その際テレビのモニター画面にこう表示されておりました。
ゲストの時間を奪ってはならない。「Time is Life」時間は命である。
※画像と文言は、アパホテルのサイトを引用させて頂きました。
確かに…今回アパホテルの予約に関しては“アパホテルならではのクオリティーがある程度分かっていた”ので、アレコレ考えずにサクッと予約を入れたんですよね。
しかし最近つくづく思うのですが、宿泊予約サイトで検索した場合に「本当に行きたい・泊まりたい宿」にたどり着くのって、結構時間がかかったりしていませんか?
そして宿泊予約しようとしている方も、近年「ズボラ旅」(https://www.cocolocala.jp/lp/zubora)や「TRAVEL Now」(https://travel.app/)のようなサービスが出てきたように、自身で「読む・確かめる・調べる・考える」と言った行為も昔ほどしなくなったようにも感じますし。
若い人ほど、その検索能力を日に日に奪われている気がしてなりません。
全部盛りでは、検索で好みの宿にたどり着くのに時間がかかり過ぎる
ですので、宿泊予約サイトはそろそろドミトリーとカプセル、そしてレジャーホテル・民泊施設などなど。
日時とエリアで検索をかけた時に、ちゃんとホテルや旅館と棲み分けして見やすく分かりやすく分類別すべきだと思うのです。
以前にもこのような記事を書いており、共感して頂いた方も結構いらっしゃいました。
「70歳以上、誕生日限定」1円プランが、信用とブランド力を落としていると感じる
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=26649
この「シニアバースデー割」もそうですし、ゲストハウスやカプセルホテルに有りがちの「男性専用」「女性専用」等。
国内の宿泊予約サイトには、宿のカテゴリーや性別を分ける機能を付けて欲しいトコロではあります。
さいごに
今回繰り返し書いている訳は、ボクの旅館に5年勤めていたから分からないでも無いのですが「部屋タイプもプラン名も見ていない予約」が、現在多発しているからです。
このミスマッチした予約の対処・対応に労力を割く行為は、宿の現場の方は最も気が滅入る作業では無いでしょうか?
そして宿も、極力ミスマッチが起きないように。
宿のコンセプト・プランタイトル・プラン内容に使っている言葉を、再度見直してみるのもよいでしょう。
そして国内OTAのプランタイトルは約50文字、プラン内容は約1000文字。
改めて…そんな長い文章をくまなく見る人ような人は、これからドンドン居なくなるんじゃないかなって思ったり。
ちなみにグローバルスタンダードは「Room Only」「Breakfast Included」「Breakfast + Dinner Included(Halfboard)」と3つだけですからね。
ゲストの時間を奪ってはならない。「Time is Life」時間は命である。
アパホテルに泊まってみて、今後は宿の宿泊プランはより分かりやすく、そして伝えたい事を明確・手短にしたいなぁっと感じました。
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