強制キャンセル分は返金されない事態に
宿泊予約サイトの「HotelQuickly」(https://www.hotelquickly.com/)が、2018年11月から支払い済みのホテル予約が強制的にキャンセルさせる事象が発生した…との記事を書いた事があります。
新たな火種丨今度はタイに拠点を置くホテル予約サイトの「HotelQuickly(ホテルクリックリー)」で強制キャンセル続発か!?
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=27267
【HotelQuicklyとは?】
2013年3月にリリースされた「HotelQuickly」
タイのバンコクに拠点を置くホテル予約サイトの一つ。世界で26万軒のホテルを掲載し、スマートフォンアプリは500万ダウンロードを数える。タイ語やベトナム語、そして日本語にも対応するなど多言語対応を行っているのも特長です。
詳しい内容はコチラ。
カスタマー(顧客)はメタサーチ→Hotel Quickly経由でホテルを事前決済で宿泊予約していたけれど、宿泊数日前にHotel Quicklyから宿泊予約が強制的にキャンセルになった旨のメールが届きます。
そして返金依頼をしても バウチャー(予約・代金支払いと引き換えに発行され、これを提示して当該のサービスを受ける証票)のみの対応となっており、Hotel Quicklyにクレジットカードへの返金を依頼しても全く返事が無い…と言うモノ。
そのバウチャーに関しても、次回の宿泊利用時にって事なのかも知れませんが…
<日本語訳>
「HotelQuickly」はそんな事お構い無しに、サービスを終了させてしまったのです。
事の発端
HotelQuicklyは日本の方はあまりなじみがない宿泊予約サイトかも知れませんが、ホテル比較サイト。
いわゆるメタサーチからたどり着いた利用者もきっと多いかと思います。
そのHotelQuicklyは、2018年11月15日頃までは特に大きな問題は発生していないようでしたが、11月16日頃より宿泊予約が強制キャンセルされる事態に陥っていました。
2018年の12月に入り徐々に被害状況が深刻化しており、新規の宿泊予約を停止していた矢先の話でしたが、2019年2月にこれまたサービスを強制停止させてしまい、意図的な犯行としか言いようがありません。
グローバルなオンライン・レビュー投稿サイト「Trustpilot」でも、HotelQuicklyは最低レベルの評価です。
「Trustpilot / HotelQuickly」
https://uk.trustpilot.com/review/www.hotelquickly.com
さいごに
予約された方はホントやり切れない気持ちになりますよね。
先程ボクのBlogにも、HotelQuickly被害の方からのお問い合わせが入ったりしました。
唯一の連絡先はコチラのみです。
HotelQuicklyチーム
support@hotelquickly.com
夜逃げ同然でサービス終了させたHotelQuicklyに連絡を入れて、どこまで対応してくれるかは分かりません。
なのでホント色んな意味で、OTA(宿泊予約サイト)を利用して宿泊予約した方も宿泊施設も、今後は自衛してかないといけませんね。
そして、自社ホームページの予約が一番安全・安心であろう事は間違いありませんから、カスタマー(宿泊予約の利用者)は今後自社ホームページ経由で予約をされる事を強くオススメ致します。
【追記】
少し引用させて頂きました。
HotelQuicklyの詳細記事はコチラです。
「【速報】HotelQuicklyで強制キャンセル続発、返金不可で大トラブルに新規予約も停止中」
https://www.tabiwaza.jp/hotel/5329
「ホテル宿泊予約サイト「HotelQuickly」で宿泊予約が強制キャンセル 返金もされない事態に」
https://airstair.jp/hotelquickly/
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