移り変わりの激しい宿泊予約サイトの世界
こんにちは、旅館のWEB集客のサポートをしている川嶋（@maidokawashima）です！
半年間ほどノーチェックでしたが、主にソーシャルゲームの開発・運営会社「グリー株式会社」の ホテルの当日予約に特化した専用アプリ「Tonight」が、2016年2月に香港を拠点とするホテルの直前予約モバイルアプリ「HotelQuickly」に買収された事を発表していました。
結局「Tonight」は1年半のサービスでしたね。。。うーん、ちょっと残念。
【HotelQuicklyとは？】
2013年3月にリリースされた「HotelQuickly」はシンプルなデザインと使いやすさが各国のカスタマーに受け入れられ、30万ダウンロード、15万人以上の登録会員を獲得しており、配信している12カ国で最も人気が高いホテル直前予約アプリです。
アジア太平洋（APAC）地域では唯一ローカライズ版でも提供されているアプリで英語、中国語（簡体字）、中国語（繁体字）、ベトナム語、インドネシア語とタイ語で提供されています。
元々「Tonight」は「日本の夜をもっと自由に」というコンセプトのもと、高級ホテルからカジュアルなホテルまで、当日限定のお得なプランをスマートフォンから最短10秒で簡単に予約できるアプリでした。
宿泊人数は最大2名、素泊まりのプランのみ。
現在地から近い当日泊まれるホテルを表示し、あらかじめ登録されたクレジットカード情報を使うことで、アプリを起動してから予約、決済まで最短4ステップで完了していました。
…サイトコントローラーもTL-リンカーンの共通在庫サービスのみでしたので、あんまり流行ってなかったのかな？
では「Tonight」を買収しました「HotelQuickly」についてリサーチしてみましょう。
PCからモバイルへ オンライン予約がシフトの中、急成長のHotelQuicklyとは？
ホテルの直前予約が素早くできるモバイルアプリ「HotelQuickly」は、アジアで展開されている直前ホテル予約のサービスで、現在一週間前までの直前予約が可能です。
ホテル予約は、スマホのアプリからのみ可能。対象国は、アジア・オセアニアの16カ国です。
日本/韓国/台湾/香港/マカオ/タイ/ベトナム/カンボジア
インドネシア/ラオス/マレーシア/ミャンマー/フィリピン
シンガポール/オーストラリア/ニュージーランド
クレジットカードで決済可能。
ただアメックスについては、米ドル決済のみ。なおPayPalは対応しています。
まとめ
「HotelQuickly」は、直前予約のガリバーたる「HotelTonight」が支配的な位置を占める欧米を避け、アジアを中心に展開中です。
「HotelTonight」
https://www.hoteltonight.com/
だってアジアへの旅行需要は高まってる上に、モバイルがアツいですからね。
それにアジアの競合（直前予約アプリ）は以前、「CheckInTonight」というサービスがありましたが、それももう終了しており「HotelQuickly」は直前予約の世界で益々成長しそうです。
東京オリンピックに向けて訪日旅行者に新たな可能性を広げるという意味から、日本進出はHotelQuicklyにとって合理的なステップだったと言えるでしょう。
…国内のサイトコントローラーと連携してくれないかな。。。
[blogcard url=”https://www.hotelquickly.com/ja/”]
