紹介手数料・仲介料は無料(年間の制作・掲載費のみ)ですが…
最近、電話やメールで「訪日.com」と言うトコロから、掲載の連絡がありませんでしたか?
「訪日.com」
http://www.xn--wgv502f.com/
【訪日.comとは?】
2014年10月に公式リリースした、主に香港・台湾向けで かつ個人向け旅行者の宿泊検索ツールです。
なんと全国で2,000施設の掲載があるサイトのようですね。(2017年4月現在)
それに訪日.com利用者数が200万人突破しているようです!
…あくまで利用者ですけどね。
それにボクが知る限りですが、営業の連絡は結構シツコイようです。
あと宿が一番知りたいのは「宿泊手数料」だと思うのですが、どうやら手数料は年会費以外は無料のようです!
(宿泊代金に対して数%かかる、じゃらんnetや楽天トラベルなどのような送客手数料って感じではありません)
以前も一度Blogに書いたのですが、再度ボクなりに調べてみました。
訪日.comのメリットを要チェック
まず訪日.comのウリですが、掲載料がキャンペーン価格で3年で40,000円(1年で13,333円)と他のOTAの広告費と比べてもかなりお安いのかなって感じます。
あと繁体字の翻訳版があるので、「香港」「台湾」「マカオ」などの中華圏へのアプローチに向いていそうですね。
もちろん日本語版もあり、紹介ページのカスタマイズは訪日.comの会社「TGカンパニー」さんの制作が行います。
制作にかかる宿の負担はほぼゼロです。(画像を撮ったりメールで送ったり等はありますが)
それに訪日.comのページには貼りたいリンク(自社HPのリンク・予約フォーム等なんでもOK)が貼れるので、指定したページへ誘導出来ます。
また、ページ以外の台湾・香港からの問い合わせメールの翻訳サービスも対応。
それに手数料が年会費以外かからないので、自社HPの繁体字用としても使えそうです。(訪日.comの会員登録・利用料は無料)
訪日.comのデメリットとは?
色々リサーチしましたが、規模の大きい宿泊施設であれば 年間の掲載費・数万円は安いのでは無いかと思うのですが、部屋数の少ない小規模施設にとっては微妙な出費かも知れませんね。
それを出すのであれば、違うサイトのプロモーションや広告費にあてがっても良いかと。
それに「訪日.com」のサイトのパワー・認知度は、大手海外サイト(Booking.com・agoda・Expedia等)のプロモーションに比べればまだまだでしょう。
そして自社HPに誘導出来たとして、自社の予約フォームがしっかり繁体字に対応していないと、予約に転じる率はかなり低いと思います。
手数料がかかってでも、そこは多言語化に対応しているBooking.com・agoda・Expediaのリンクを貼っている方がスマートかな〜っ?
まとめ
訪日.comに掲載している施設で、「アクセス数」と「予約に転じた%」が施設側で分かれば良いのですけどね。
そうじゃなきゃ、効果があった無かったの判断が出来ません。
もちろん、インバウンド集客をメインにしていない施設にとっては「訪日.com」はスルーして良い案件です。
しかし2020年のオリンピックまでは、こう言う「紹介のみのポータルサイト」がまだまだ増えるかも知れませんね。
ボクなりの結論としては、中華圏のインバウンドを増やしたい宿泊施設は「訪日.com」へのアプローチは良いと思います。
何事もやってみないと分かりませんからね。
あ、でもスマホのUI(ユーザーインターフェース)を見たトコロ、いわゆる使い勝手がこりゃちとヒドイかな…(^^;
国旗をこんなにスマホでデカデカと出されても…ねぇ。。
「訪日.com」
http://www.xn--wgv502f.com/
スマホアプリもまだありませんし。
ボクなりの結論として この運営のやり方ですと…よーく考えてからお申込みされた方が良いかも知れません。
■「訪日.com」お問い合わせ先
TGカンパニー TEL:03-5284-8535
http://tg-company.tokyo/
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