一体誰と戦い、誰を撃ち落とそうとしているのか?
今日は個人的主観を述べます。
先日2日間かけて、観光庁主催の「中核人材育成講座」に参加して感じた事について。
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初日は全然思わなかったのですが、受講2日目は講師の方から「戦略」と言う言葉がたくさん出た事に、正直ボクは違和感を感じてしまいました。
なんだろ…もしボクだったら、そんな言葉を使うような宿や地域に泊まりたい・行きたいって思うだろうか?
それに戦略や戦術、攻略などの戦争用語を使うビジネス・お仕事って、次世代に伝えたいって思いますかね?
ボクは自分の娘には言い伝えたくありません。
なぜなら、お客さんは獲物じゃないんだから。お客さまと敵対関係なんて論外です。
それに競合相手を必要以上に気にしたり、他社を出し抜いたりなど…こう言う思考は、そう思ってなくてもお客さまのほうを見ていないように感じます。
ビジネスって社会を良くし、人々が幸せに、自分が幸せになるための行為なんじゃないかなって思うんです。
観光産業・宿泊業って言う、エンターテイメント性を含む業種なら尚更の事。
競合と競い合ったり、比較し合ったりはもうやめましょう。
ライバルを見るのではなく、お客さまが幸せに滞在して頂く事を考える方がよっぽど尊いです。
ボクがこの商売を始めた最初のキッカケの宿「猫ちゃんおもてなしの宿 オーベルゼ レ・ボー」は、戦略や戦術・攻略と言った言葉とは全く無縁で、誰からも比較されず真似されず、猫好きの方だけの事を想って日々営業しております。
キレイ事と言われるかも知れませんが、少しでもこの業界で戦争用語が使われなくなると嬉しいですね。
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